■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
高句麗語合戦 〜あれは韓国これは日本〜
1 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/14(土) 16:41 ID:jWJqQfL6
とざいと〜ざい。これより皆々様にご披露致しまするは、いにしえの高句麗語の
数々で御座りまする。高句麗は今を去ること1300年以上昔に滅びし古代国家で
御座りまするが、かつては満州西部・沿海州から朝鮮半島北部一帯にかけて
広大な領地を持ち、彼の隋・唐帝国の攻撃すら再三にわたって撃退したことも
あるほどの強いつよ〜い国家に御座りますれば、ニダビトの皆様にとりましては
数少ない「誇らしいですね。サ、サ、サ。」と言える存在なわけで御座りまする。
ところが、あに計らんや、資料に残る高句麗の言葉をよくよく調べてみますると、
ウリマルには似ても似つかず(それは言い過ぎ)、それどころか、何とな〜んと、
彼のにっくきチョパーリどもの言葉とよく似ているというからさあ大変! 果たして
ニダビトの皆さんは誇りある歴史を取り戻すことが出来るでありましょうか。
__ /
iii■ < 乞うご期待!
─ー(´∀`)-─ \
|\@|_Y_|@/|
.<\__(ωω)__/>
101 名前:
鄭聲之
:2003/06/23(月) 20:44 ID:08aiToHA
100まで来ましたね。
いつもこの擦れ楽しみにしています!
102 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/24(火) 00:26 ID:Hy3hsGEE
>>101
鄭聲之 さん
おお、鄭聲之さんではないですか。宜しければ鄭聲之さんもご参加下さい。
過去レスを見れば明らかなように、その道の専門家が唱えている説と言っても、
説結構思いつきレベルのものがありますからねぇ。今の段階はそういうレベル
のものでも歓迎ですので、気が付いたことがあったらどしどし指摘して頂けると
助かります。
103 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/24(火) 00:32 ID:Hy3hsGEE
引き続き、器物語彙に参りま〜す。
No.47
意 味 :犂(名詞)
原 文 :「犂山城本加尸達忽」(『三国史記』)
漢 字 音:加尸(中:ka-∫ii、朝:ka-si)
再 構 音:?(李)
?(村)
比較(日):ナシ
比較(韓):後期中世語「karε(木[木+欠]・鍬)」(李)
比較(他):満州語「halhan〜halgan(犂[金+華])」
考 説 :
再構語形は「kar」だろうから、確かに中期朝鮮語とはよく一致する。
日本語で挙げるとしたら「クハ(鍬)」ぐらいだろうが、さすがにこれは
無理だろう。
104 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/24(火) 00:36 ID:Hy3hsGEE
No.48
意 味 :斧(名詞)
原 文 :「於斯内県一ニ云フ斧壌」(『三国史記』)
漢 字 音:於斯(中:io-syie、朝:∂-s∧)
再 構 音:?(李)
?(村)
比較(日):古代日本語「wono2(斧)」(娜)
比較(韓):ナシ
比較(他):ナシ
考 説 :
日韓ともに対応例は指摘されていない。日本語で強いて挙げれば「ヲノ(斧)」
ということになるだろうが、第一音節以外は似ておらず、対応例とするにはやや
弱い感あり。
105 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/24(火) 01:09 ID:Hy3hsGEE
No.49
意 味 :冠(名詞)
原 文 :「其ノ冠ヲ曰フ/2骨蘇ト/1」(『周書』)
「其ノ冠ヲ曰フ/2蘇骨ト/1」(『北史』)
漢 字 音:骨蘇(中:ku∂t-so、朝:kol-so)
蘇骨(中:so-ku∂t、朝:so-kol)
再 構 音:?(李)
?(村)
比較(日):ナシ
比較(韓):ナシ
比較(他):ナシ
考 説 :
李は「互いに倒置された」と説明しているが、どちらか一方が誤っている可能性も
勿論あるだろうと思う。本例の対応語は知られていないが、「コジ(巾子)」などは
どうだろうか。「コジ(巾子)」は冠の部分の名で、冠の頂上後部に高く突き出ている
部分である。神楽歌に用例が見えるから、上代にも使われていた言葉である可能
性が高い。元々漢語であるから、高句麗でも使われていたことは十分考えられる。
「巾子」が高句麗語に取り入れられた後、もはや元の漢字表記を思い浮かべられ
ないほど語形変化を起こしていたので、「骨蘇」と漢字表記されたとは考えられない
だろうか。
106 名前:
鄭聲之
:2003/06/24(火) 16:31 ID:FMqIcQkc
>>102
つっこみ(つーか思いつきの対案や軽い質問)はたくさんあるのですが
言語学の専門家でないので、トンデモ説・電波説になっていても自己診断できないのです。
で、恥ずかしいからというのがひとつ。
それに娜々志娑无さんは素人の初歩的な誤りにも詳細に解説してくださるので、
スレの流れを邪魔してしまうのではないかと虞れるのがひとつ。
それで静観しておりました。
>その道の専門家が唱えている説と言っても、 結構思いつきレベルのものがありますからねぇ。
>今の段階はそういうレベル のものでも歓迎ですので、気が付いたことがあったらどしどし指摘
そうまでいってくださるんでしたら、こっちの流れを邪魔しないように
「教えてくんスレ」で時々つっこみ入れましょう。
107 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/24(火) 23:13 ID:WQWPsIwc
>>106
鄭聲之さん
いやいや、やっぱりそういうことは専門スレに集中させた方が、ROMっている方
(ほかにどれだけおられるのか疑問ですが)にとっても、また、今後このスレを資料
スレとして利用するかも知れない人にとっても、何かと都合が宜しいのではないで
しょうか。それに、あちらのスレは言わば初心者スレ。スレの主旨を考えれば板違い
と言われても仕方がないように思います。まぁぶっちゃけて本音を言えば、高句麗語
の貼り付けはあと30と少しで終わってしまいますし、その後はこのスレそのものが
過疎スレと化してしまう恐れが多分にありますので、スレ主としましては、スレを
少しでも多く伸ばしたいという気持ちでいっぱいなわけですが(藁。
108 名前:
日語商売(休業中)
:2003/06/25(水) 18:33 ID:QcPwLOj6
こっちに戻ってきて、本棚の中で大野晋『日本語はいかにして成立したか』(中公文庫、2002)を
引っくり返していたら、
>>16
の「波兮・波衣([山見])」と対応する語として
方言にみられる「ハケ・ハゲ」を挙げていました。
この語の意味は地方によって違いますが「山の地面の露出したところ」「山の崩れたところ」「崖」
などです。
実はこの語があることは気付いていましたが(当方の故郷では「バッケ」と言い、崖のこと)、
[山見]と意味が対応するのかどうか不安で挙げていませんでした。
で、改めて『広韻』で[山見]の意味を調べると、「峻嶺(険しい山・峰)」とありました。
これならば、「巌」や「ハケ・ハゲ」と意味もよく対応しそうです。
その他に意味が対応しそうな語では、高知の方で海中の大きな岩礁のことを「ハエ」と言いますが、
これなんかは「ハケ・ハゲ」の類語と見ることができそうな気もします。
109 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/25(水) 19:24 ID:UriPM2l2
>>108
日語商売さん
大野晋がNo.06「岩山」と「ガケ(崖)」とを対応させていたとは知りませんでした。
ただ、文献で見る限り、語頭が濁音になったのは近世以降のようで、中世までは
「kake」と清音だったわけですし、方言形に現われる「hake」「bake」も、ハ行音
が唇音系Φから喉音系hに変化した江戸中期以降に、発音上の類似から〔k→h〕
という音変化を起こしたと見るべきでしょう。あと、「ハゲヤマ(禿山)」からの連想
ということも関係した可能性は高そうです。語源的にも『日国大・第二版』の語誌
にあるように「カケヂ(懸路)」「カケミチ(懸道)」の「カケ」が独立したものというのが
妥当であると思われますから、本例に対応させるのはかなり厳しいかと。
カケがなぜガケと語頭濁音化したかはまた別の問題ですが、ハケの方もバケ
と濁音化していることから見て、それには相応の必然性があったのでしょう。
濁音は清音に比べて強いとか荒々しいという音感があるとされます。おそらくは
その音感が「崖」というゴツゴツした岩場のイメージとよくマッチしたためではない
でしょうか。
それから、方言の「ハエ(暗礁)」も確かに興味深いですが、こちらも語源は
おそらく「生え」でしょう。岩礁が突き出ているさまを植物が生えているさまに
例えたものと解されます。長崎方言や大分方言では陸地から海中に突き出た
岩礁という意味で使われているようですし、大島方言では溶岩の根という意味
だそうです。いずれも植物からの連想っぽく感じます。
>『広韻』で[山見]の意味を調べると、「峻嶺(険しい山・峰)」とありました。
げ。『学研漢和大字典』では[山+見]は「山の頂上が平らなさま」とありました
から、そっちをすっかり信用しておりました。何てこったい。
110 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/26(木) 00:15 ID:CcB9a3C6
いよいよ、数詞の出番でつ。
No.50
意 味 :3(名詞)
原 文 :「三[山+見]県一ニ云フ密波兮」(『三国史記』)
参考「玄驍県本推良火県一云三良火」(『三国史記』)
漢 字 音:密(中:miet、朝:mil)
再 構 音:mir(李)
mit〜mir〜mi(村)
比較(日):古代日本語「mi(3)」(李・村)
比較(韓):ナシ
比較(他):古代トルコ語「bis(5)」
考 説 :
日本語「ミ(3)」とよく対応する。参考として挙げた「玄驍県本推良火県
一云三良火」は旧弁韓の地名(今のプサンとテグの中間地点あたり)。
「推」は新羅語の訓読字では「mir-」と読める字なので、高句麗語や
古代日本語の数詞「3」とよく一致するということになる。弁韓においても
高句麗語と同系の言語が話されていた可能性を強く示唆する例であり、
日本語と高句麗語の地理上の距離をわずかに縮めてくれる。
111 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/26(木) 00:18 ID:CcB9a3C6
No.51
意 味 :5(名詞)
原 文 :「五谷県一ニ云フ弓次云忽」(『三国史記』)
漢 字 音:于次(中:斤iu-ts‘yii、朝:u-c‘∧)
再 構 音:u¨c(李)
utsu<*utu(村)
比較(日):古代日本語「itu(5)」(李・村)
比較(韓):ナシ
比較(他):古代トルコ語:u¨c(3)
考 説 :
原文は李によったが、村山によると原文は「五谷郡一云弓次云忽」と
なっており、不審。「県」と「郡」、どちらが正しいのやら。本例は他の
箇所にも文字の誤りがあるらしく、李によれば、「弓次」は誤刻であり、
『世宗実録地理誌』には「于次」とあるといい、また村山によれば、「云」
もまた「呑」の誤りであり、『輿地勝覧』や『文献備考註』に「于次呑忽」と
見えているという。「県」「郡」の違いはしばらく措くとしても、「弓次云」が
「于次呑」の誤記乃至誤伝という可能性は大いにありそうである。他の
数詞同様、日本語とよく一致している。
112 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/26(木) 00:19 ID:CcB9a3C6
No.52
意 味 :7(名詞)
原 文 :「七重県一ニ云フ難隠別」(『三国史記』)
漢 字 音:難隠(中:nan-i∂n、朝:nan-щn)
再 構 音:nan∂n〜nani¨n(李)
nanun<*nanan(村)
比較(日):古代日本語「nana(7)」(李・村)
比較(韓):ナシ
比較(他):ツングース諸語「nadan(7)」
考 説 :
本例は日本語とよく一致するだけでなく、ツングース諸語ともよく一致して
いる。三者の関係を髣髴とさせる例である。
113 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/26(木) 00:25 ID:CcB9a3C6
No.53
意 味 :10(名詞)
原 文 :「十谷県一ニ云フ徳頓忽」(『三国史記』)
漢 字 音:徳(中:t∂k、朝:t∂k)
再 構 音:t∂k<*t∂w∂k(李)
tek〜te(村)
比較(日):古代日本語「to2wo(10)」(李・村)
比較(韓):ナシ
比較(他):古代トルコ語「toquz(9)」
考 説 :
日本語との一致は第一音節に留まるが、他の数詞における一致状況を
見れば、本例も対応例として十分の資格があると言えよう。そう言えば、
日本の金石文資料における借音表記や万葉仮名において「獲(斤uεk)」
「和(斤ua)」のような喉音系声母を持つ漢字と日本語のワ行音が対応して
いる例があるが、或いはこれは原始日本語のワ行音が「斤u-」に近い音で
あったことを示すものかも知れない。もしそうであれば、「トヲ(10)」も本来
は「to2斤uo2」に近い発音であった可能性も出てくるわけで、高句麗語との
類似も一層増すことになる。
114 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/26(木) 00:27 ID:CcB9a3C6
その他、分類に納まり切らなかった名詞の類です。
No.54
意 味 :善射(名詞)※「弓の名手」くらいの意味?
原 文 :「其ノ俗言ニ朱蒙者善射也トイフ」(『三国志』魏志東夷伝高句麗条)
「夫餘ノ俗語ニ善射ヲ謂フ/2朱蒙ト/1」(『三国史記』)
漢 字 音:朱蒙(中:t∫iu-muη、朝:cyu-moη)
再 構 音:?(李)
?(村)
比較(日):ナシ
比較(韓):ナシ
比較(他):蒙古語:maηga(善射)
考 説 :特になし
115 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/26(木) 00:31 ID:CcB9a3C6
No.55
意 味 :文(名詞)
原 文 :「文[山+見]県一ニ云フ斤乙波兮」(『三国史記』)
漢 字 音:斤乙(中:ki∂n-iet、朝:kщn-щl)
再 構 音:ki¨nr(李)
?(村)
比較(日):ナシ
比較(韓):後期中世語「kщl(文)」(李)
比較(他):満州語:hergen(文)
考 説 :
朝鮮語とよく一致する例である。日本語から強いて候補を挙げるなら
「コト(言)」だろうが、さすがにちょっと厳しいか。
116 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/26(木) 00:34 ID:CcB9a3C6
No.56
意 味 :重(名詞)
原 文 :「七重県一ニ云フ難隠別」(『三国史記』)
漢 字 音:別(中:biεt、朝:py∂l)
再 構 音:pj∂l(李)
pe(村)
比較(日):古代日本語「Φe1(重)」(李・村)
比較(韓):後期中世語「p∧l(重)」(李)
比較(他):ナシ
考 説 :
助数詞なのだから名詞ではなくむしろ接尾語とすべきところ。
日韓ともによく一致しているが、語末の「l」を保存している分、
朝鮮語の方にやや分があると言えよう。
117 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/06/26(木) 01:24 ID:kYX9FWbM
日本語の起源は古代の琉球語だと思います。
南方縄文人の言語が日本語の祖語の可能性が高いのだから、
北方の高句麗語が日本語に似ていたとしても、
高句麗語の起源が日本語(古代琉球語)とは言えても、
日本語の起源が高句麗語だとは絶対に言えません。
118 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/26(木) 02:13 ID:CcB9a3C6
>>117
まあまあ。ちょっと落ち着いて下さい。別に我々はこのスレで日本語の起源は
高句麗語であ〜る!なんてのは勿論のこと、高句麗語の起源は日本語である
などということを立証しようとしているわけではありませんよ。そもそも高句麗語
と古代日本語はほぼ同時期に並存していた言語なのですから、そんなことは
絶対あり得ないことです罠。
我々が可能性ありとしてこのスレで追究しているのは、高句麗語と日本語が
共通の先祖を持っていたかも知れないという可能性のみです。そのためには、
まずは高句麗語という言語が一体どのような言語だったのかということを知る
ことが先決ですから、古代文献から高句麗語の断片的資料を蒐集して、古代
日本語や新羅語、中期朝鮮語などと比較して行きながら、高句麗語の実態を
一つ一つ明らかにしているところです。
その結果、高句麗語はもしかすると日本語に近い言語という結論に達する
かも知れませんし、いや、朝鮮語の方がむしろ近いということになるかも知れ
ません。また、結局どっちとも言えないということになる可能性だって十分ある
わけです。あなたがどういう立場の方かは存じませんが、こんな状態で一体
何をあせる必要がありましょうか(反語)。
とにかく、ろくに調べようともせず、ただ先入観だけで安易に決め付けようと
する行為はとても科学的なものとは言えませんね。せめて我々ぐらいは、
半島のニダビトの皆さん達を他山の石として、公正で科学的な態度を取りたい
ものです。
119 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/26(木) 02:19 ID:CcB9a3C6
と、
>>118
を書き込んで、
>>117
がただのマルチポストのコピペだという
ことに気がつきました。_| ̄|o 欝…。
日本語の起源は高句麗語です。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1052579071/l50
" target=new>
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1052579071/l50
縄文語って
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1046185555/l50
" target=new>
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1046185555/l50
120 名前:
日語商売(休業中)
:2003/06/26(木) 08:51 ID:gNqqtN4U
>>119
ソンセンニム粋絽!!
121 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/06/26(木) 10:43 ID:4PgNYH.Y
楽しみに読んでます。
居来露!
高句麗、日本、ツングースに共通の祖語が有ったと仮定するとどういう可能性が
出てくるのでしょう?
原日本人が北方起源だとしても、日本の文化は南方起源の影響が色濃いと聞き
ます。南方から列島を通って半島から満州へ行った人達がいたのか?
122 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/28(土) 04:00 ID:b3cAmJ/A
>>121
正直、ツングースまで含まれるかどうかは怪しい気がしますが、高句麗語と
日本語との間に共通祖語があったとすれば、両者はどこかで分かれたと
見なくてはなりません。その場所は朝鮮半島南部かも知れませんし、中国
南部かも知れませんし、もしかすると日本列島かも知れませんが、とにかく
両者が分かれる以前にどこか南方にいたことがあるというようなことを想定
する必要が出てくるでしょうね。ま、その辺の話はすべての単語が出揃って
からぼちぼち考えるということで。
123 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/28(土) 12:37 ID:b3cAmJ/A
高句麗語関係を調べていて最近知ったのですが、『三国史記』巻に
以下のような記述があるそうです。
三陟郡ハ本悉直国(巻35)
この悉直国というのは今の江原道南部の三陟にあった小国ですが、
景徳王の時に「三陟」という名に改められたわけです。旧名の「悉直」
と新名の「三陟」を比較してみると、「直」は中古音「d^i∂k」、「陟」は
中古音「t^i∂k」であり、両者には声母の有声〜無声という違いしか
ありませんので、陟→直は発音の近い良字に改めたのだという風に
解釈出来ます。このように「陟」と「直」が対応する以上、残った「悉」
と「三」も対応すると考えるのが自然です。ところが、「悉」は中古音
「syiet」であるのに対し、「三」は中古音「sam」であり、発音が対応
しないのです。そこで考えられることとしては、「三」は音読ではなく
訓読字なのではないかという可能性ですが、
>>110
で示したように、
高句麗語の数詞「3」は「mil」という語形であり、全然異なります。
ところが、ここで朝鮮語の数詞「3」を見てみると、前期中世語(高麗
語)は「sei」、後期中世語「s∂i(h)」、現代朝鮮語「se:s」ですから、
「悉」の漢字音「syiet」とよく似ているんですね。要するに、上記の
「三」と「悉」の対応は朝鮮語系の数詞「3」を持ってくることで説明
することが可能だというわけです。時代的に見て新羅語の反映と
見てよいでしょうから、ここに新羅語の数詞として新たに「3(siet)」
が加わり、同時に高句麗語との相違点も一つ増えることになります。
なお、以上のことは金沢庄三郎が初めて指摘し、河野六郎や
韓国の朴炳采といった研究者も支持している事実だそうです。
それにも関わらず、どうして李基文がこれを取らず新羅語の数詞
「3」を不明のままとしたのか不思議でしかたがありません。私の
見る限り、上の説明は至極妥当なものであると思うのですが。
124 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/28(土) 13:16 ID:b3cAmJ/A
よって、例の数詞対応表も以下のようになります。
古代日本語 高句麗語 新羅語 高麗語 中期朝鮮語 現代朝鮮語
1 Φito2 −− hっtっn hっtっn hΛnah hana
(一等) (河屯)
2 Φuta −− tu¨pっ¨l tuβっr tulh tu:l
(二尸) (途孛)
3 mi1 mil siet sei s∂ih se:s
(密) (悉) (洒)
4 'jo2 −− −− nei n∂ih ne:s
(廼)
5 'itu 'utu −− ta∫us tasΛs tasっs
(于次) (打戍)
6 mu −− −− 'jul∫us 'jっsΛs 'jっsっs
(逸戍)
7 nana nanun −− 'ilkup nilgub 'ilgob
(難隠) (一急)
8 'ja −− −− 'jultap 'jっdщlp 'jっdっl
(逸答)
9 ko2ko2no2 −− −− 'ahop 'ahob 'ahob
(鴉好)
10 to2'wo t∂k −− 'jっl 'jっlh 'jっ:l
(徳) (噎)
なお、表を書き改めるにあたり、ついでに一部の再構語形や音声表記
を一部改めました。古代日本語のハ行音はpからΦに変更し、イ列甲類
音はi1、オ列乙類音はo2としました。また朝鮮語関係は終声のrをlに統一
してあります。 また、新羅語「3」の再構語形は河野六郎によりましたが、
金沢庄三郎は「sa¨it」、朴炳采は「sit」と再構しているようです。個人的
には新羅語がtで終わるのは解せないので、「sie」ないし「siel」のような
語形だったと考えたいところなのですが。
125 名前:
日語商売(休業中)
:2003/06/29(日) 00:14 ID:ENOUAh0w
>>124
「悉」が新羅語の3を表しているとすると、その語形が気になりますね。
河野先生(私の師匠の師匠に当たる方なので敬称付き御容赦)は母音をieとしていますが、
高麗語や中期朝鮮語の形を考えると、単純にiを推定し、後にeiに変化したとした方が
いいような気がします。ただi>eiの例が他にあるのかどうかわからないので・・・。
あるいは∂iやщiのような形を考えた方がいいかもしれません。
語末子音ですが、『鶏林類事』の語形では語末子音のない形で写されていますが、
入声字で写されているからには何らかの「要素」があったと思いたくなりますね。
ここはhのような音があって、『鶏林類事』『二中暦』のような外国史料では写されなかったと
みるのがいいのではないかと思います。
126 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 02:18 ID:YmYBR/fI
>>124
スマソ。古代日本語の「ヒト(1)」の「ヒ」は甲類だったのに修正し忘れてました。
古代日本語 高句麗語 新羅語 高麗語 中期朝鮮語 現代朝鮮語
1 Φi1to2 −− hっtっn hっtっn hΛnah hana
(一等) (河屯)
2 Φuta −− tu¨pっ¨l tuβっr tulh tu:l
(二尸) (途孛)
3 mi1 mil siet sei s∂ih se:s
(密) (悉) (洒)
4 'jo2 −− −− nei n∂ih ne:s
(廼)
5 'itu 'utu −− ta∫us tasΛs tasっs
(于次) (打戍)
6 mu −− −− 'jul∫us 'jっsΛs 'jっsっs
(逸戍)
7 nana nanun −− 'ilkup nilgub 'ilgob
(難隠) (一急)
8 'ja −− −− 'jultap 'jっdщlp 'jっdっl
(逸答)
9 ko2ko2no2 −− −− 'ahop 'ahob 'ahob
(鴉好)
10 to2'wo t∂k −− 'jっl 'jっlh 'jっ:l
(徳) (噎)
127 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 02:40 ID:YmYBR/fI
>>125
日語商売さん
中期朝鮮語資料に見える「-h」の処理は難しいですね。これって、
確か単独語形では出てこず、母音系の助詞を下接した時だけ出て
来るものでしたよね。以前、奈良の語源関係で朝鮮語のナラを分析
した時は、中期朝鮮語で「nara」だけでなく「narah」という形でも出て
くる以上、基本形は「nara」ではなく「narah」とするしかない、しかし
ながら、語末に「-h」が来るような語形が安定して存在したとは思え
ないから、古くは「narak」、更に以前は「naraka」とか「naraki」の
ような語形ではなかったか、という風に推測したわけですが、そもそも
この「-h」、高麗語(前期中世語)や新羅語で確認出来ているものが
ありましたっけ? 「narah」のように語末にhを持つ名詞は他に80語
あまりが知られているようですが。
なお、このhについては下記のレスもご参照下さい。
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1010584644&st=131&to=131&nofirst=true
" target=new>
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1010584644&st=131&to=131&nofirst=true
128 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 22:29 ID:YmYBR/fI
本日、日本史板の某スレで客引きをして参りましたが、こちらには来て
頂けないようで残念です。人気スレへの道は果てしなく遠いようですな。
折角ですから、某スレに書き込んだ内容をこちらにもコピペしておきます。
819 名前:娜々志娑无 ◆1ONcNEDmUA 投稿日:03/06/29 16:15
>>815
どうも。ハン板とハングル総督府で細々と工作員活動(藁)をやっております
娜々志娑无と申します。以後お見知りおきのほどを。
>上の表の音はいつの時代のどの地域の漢字音で読んだものなの?
高句麗語については、高句麗地名である以上、高句麗時代の高句麗で使用
された漢字音で読むのが原則ですが、残念ながら高句麗漢字音は特定されて
いませんので、同時代の隋・唐中原音(中古音)や朝鮮漢字音(中古音とそれ
以降の新しい漢字音から成る。一部中古音より古い漢字音も混じる)をもとに、
それぞれの研究者なりの解釈を加えて再構しています。漢字音は時代により
地域により差異があるとは言え、元は同じ漢字音なわけですから、細かい部分
はともかく、それほど極端な違いは出ないはずです。高麗語(前期中世語)に
ついては、もっぱら『東国正韻』等の中世朝鮮漢字音資料に基づいて再構して
います。
129 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 22:30 ID:YmYBR/fI
820 名前:娜々志娑无 ◆1ONcNEDmUA 投稿日:03/06/29 16:17
>>816
李基文は高句麗地名から再構される語彙が高句麗語であることの根拠として
以下のようなものを挙げています。
消極的な根拠:
『三国史記』巻三十五と巻三十七で高句麗地名として挙げられている地域は、
かつて[シ+歳]または夫餘系の南下支流である百済が起こった所で、4〜5世紀
に高句麗の版図に組み入れられた地域である。[シ+歳]や百済の言語が夫餘・
高句麗と近いことは中国の史書に記述があるから、結局この地域では新羅
統一頃まで継続的に夫餘系に属する言語が話されていたと見ることが出来る。
特に統一新羅の領地となるまで二世紀の間この地を支配していた高句麗の
影響は非常に大きかったものと推測される。
821 名前:娜々志娑无 ◆1ONcNEDmUA 投稿日:03/06/29 16:20
積極的な根拠:
(1)『三国史記』の高句麗地名資料に見える「忽(城)」「内・奴(壌)」「達(山)」
などは、新羅や百済の地名にはほとんど見つからない高句麗地名独特の
地名構成要素であり、そこから再構される語彙は明らかに新羅語とは異なる
言語のものであることを示している。
(2)地名の中に方言が反映されているように見えるものがある。「口」に相当
する語は江華島と坡州では「古次」「串」(koc)であるが、始興や揚口に該当
する地域では「忽次」(kolc)となっている。言語的に見て「忽次」の方が古形
に近いと見られる。
(3)新羅領になっていない鴨緑江以北の高句麗地名にも、新羅領となった
高句麗地名と同じ「忽(城)」「達(山)」といった共通の特徴が存する。「穴」は
鴨緑江以北では「甲(kap)」だが、江華島では「甲比(kapi)」であり、こちらも
方言的差異を表わしているように見える。
(4)『三国史記』の高句麗地名から得られた語彙と『三国史記』以外の文献
資料に現われた高句麗語との間に共通点が認められる。例えば、中国の
史書に見える高句麗五部族の名称「絶奴部」「順奴部」「藻奴部」「消奴部」
の「奴」は高句麗地名に見える「内・奴・悩(壌)」と一致するものであるし、
夫餘・高句麗の官職名「加」は高句麗地名の「皆(王)」に対応する。『三国志』
魏書東夷伝高句麗条に「溝[シ婁]ナル者ハ句麗ノ名。城也」とあるが、これは
高句麗地名「忽」と一致する。また、『日本書紀』に見える高句麗の大臣「伊梨
柯須弥」は『三国史記』では「淵蓋蘇文」として現われるが、彼の姓「淵」に対応
する「iri」と高句麗地名から再構される「於乙(泉)」も対応している。
(5)高麗語(前期中世語)に、「那勿(鉛)」のように、高句麗地名から再構された
語彙と共通するものが見られる。これは高麗が高句麗の故地に都を置いた
ため、高麗語の中に一部の高句麗語系の語彙が一時的に入り込んだことに
よるものと考えられる。
130 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 22:31 ID:YmYBR/fI
822 名前:娜々志娑无 ◆1ONcNEDmUA 投稿日:03/06/29 16:23
>>816
>「高句麗語」の地名は漢字音を借用して記録されているのに、付け替えた
>新羅語の表記は漢字音の借用ではなく、漢字そのままの意味ととって良いの?
8世紀に新羅の景徳王が全国の地名を中国式に改めた際、高句麗地名を
改名するにあたってどのような方針を取ったのかは、残念ながら明文化された
ものは存在しませんが、それを推定する手がかりがまったくないわけではあり
ません。高句麗地名が登場するのは『三国史記』地理誌の巻三五と巻三七
ですが、両者は同じ旧高句麗領を扱ってはいるものの、その意味合いが異なり
ます。巻三五はあくまでも新羅の領地の一部として述べているのに対し、巻三七
は新羅と異なる国家としての高句麗の地理を述べる形になっています。しかも、
巻三七の巻末には「右高句麗ノ州郡県、共ニ一百六十四。其ノ新羅ノ改名及ビ
今名ハ、見ヨ/2新羅志ヲ/1」とありますので、巻三七に見える地名については
いずれも高句麗時代のものであると解されます。以下具体的に例を示すと、
水城郡。本高句麗ノ買忽郡。景徳王改名ス。今ノ水州。(巻三五)
買忽。一ニ云フ水城。(巻三七)
上はいずれも同じ地名について述べたものですが、巻三七に見える「買忽」
「水城」はともに高句麗時代の地名であり、前者は音読表記、後者は訓読表記
であったと判断出来ます。現代の我々が「横浜」と書き「yoko-hama」と読む
ように、高句麗でも「水城」と書き「買忽」と読んでいたと想像されるわけです。
しかして、高句麗の訓読表記である「水城」が巻三五において新羅が付けた
中国式の地名として採用されているという事実は、旧高句麗領に対する新羅
の改名方針というのは結局、高句麗時代の訓読表記地名をそのまま使用する
というものであったことを強く示唆するものと言えます。
131 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 23:33 ID:YmYBR/fI
その某スレでは、上記の私の書き込みに対して若干レスもあったのですが、
既に板違いという非難を浴びていますので、今更レスするわけにもいかず(^^;。
というわけで、こちらでレスすることにします。まずは当該レスをコピペして
おきます。
823 名前:日本@名無史さん 投稿日:03/06/29 16:28
>[シ+歳]や百済の言語が夫餘・ 高句麗と近いことは中国の史書に記述がある
倭と高句麗・百済と近いという記述はあるのですか?
>高句麗語については、高句麗地名である以上、高句麗時代の高句麗で使用
>された漢字音で読むのが原則ですが、
地名を音で書いてあると限定できるのですか?
825 名前:日本@名無史さん 投稿日:03/06/29 16:38
地名というのは土地の機能によって名づけられる場合や
そうでない場合もあるので、一概にルール化でくるもの
ではないと思います。
日本の北海道の場合も、アイヌ語の地名に意味にふさわしい
漢字をあてたので、その例からしても大理論を構築するには
土台として弱いですよ。
132 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 23:37 ID:YmYBR/fI
>>826
>倭と高句麗・百済と近いという記述はあるのですか?
中国の史書には倭の言語と高句麗・百済の言語が近いという記述
はないようですね。ですが、今は高句麗語の話をしているのですから、
とりあえず倭のことは脇に置いて、高句麗語のことだけを考えて頂き
たいですね。そう結論を急ぐ必要はないでしょう?
>地名を音で書いてあると限定できるのですか?
例えば、中国式地名の「壌」に対応する高句麗地名として「奴」「那」
「内」「悩」という漢字が使われています。これらの漢字は意味の上で
はまったく共通する要素はありませんが、漢字音で見れば、いずれも
「n」という頭子音を持つものばかりです。この事実から導き出される
結論としては、「奴」「那」「内」「悩」は「壌」の意味を漢字音で記した
ものとしか考えられません。言い換えれば、「奴」「那」「内」「悩」は
高句麗語の「壌」に相当する意味の固有語を借音表記したものという
ことになるわけです。
また、『三国志』魏書東夷伝高句麗条に「溝[シ+婁]ナル者ハ句麗ノ名。
城也」とあり、高句麗語で「城」を意味する語は漢字で「溝[シ+婁]」と
書かれるものであったことがわかりますが、『三国志』は中国の文献
ですから、「溝[シ+婁]」も当然音読したものと解されます。「溝[シ+婁]」
の三国時代の漢字音は不明ですが、中古音では「k∂u-l∂u」です
から、少なくとも第一音節の頭子音はk、第二音節の頭子音はlで
あった可能性が極めて高いと考えられます。一方、高句麗地名では
中国式地名の「城」に対応する高句麗地名は「忽」ですが、「忽」は
中古音「hu∂t」、朝鮮漢字音「hol」であり、kとhの違いこそあれ、
両者はいずれも喉音系の子音ですから、『三国志』の「溝[シ+婁]」と
『三国史記』の「忽」は同一のものを指していると判断されます。
高句麗地名には明らかに訓読のものもありますから、何でもかん
でも音読すればよいというわけではありませんが、音読のものも
存したことの証拠としてはこんなところで十分だと思いますが。
133 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 23:42 ID:YmYBR/fI
>>825
高句麗地名からの高句麗語の再構は恣意的にやっているわけでは
ありませんよ。例えば「AB」という中国式地名(訓読地名)と「イロ」という
音読地名が対応するからと言って、いきなりA=イ、B=ロとやっている
わけではないのです。「AB/イロ」「CB/ハロ」「DB/ニロ」のように
複数の用例でB=ロが認められたら、そこで初めてB=ロという結論を
出すという風に地道にやっています。「城=忽」や「山=達」「壌=奴・那・
内・悩」「谷=呑・旦・頓」「川・水=買」というのは複数の用例があります
ので、早い段階で対応関係を導き出せます。問題は1例しか用例がない
場合ですが、「EB=ホロ」のように、一方が既にB=ホのように確定して
いる場合は、E=ホである蓋然性が高い例として取り扱います。この場合、
もし朝鮮語や日本語、ツングース諸語の中でE=eを支持するようなもの
があれば、その蓋然性はより高まります。現在知られている約80語の
高句麗語はこのような慎重な取り扱いを経て再構されたものなのです。
134 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 01:04 ID:nEOfC.6k
名詞の次は形容詞に参りま〜す。と言っても、李基文の分類によるもので、
日本語の形容詞とは必ずしも重なりませんが、その辺はご容赦。
No.57
意 味 :大きい(形容詞)
原 文 :「奈吐県一ニ云フ大堤」(『三国史記』)
漢 字 音:奈(中:na、朝:nε)
再 構 音:?(李)
?(村)
比較(日):古代日本語「naga(長)」(李)
比較(韓):ナシ
比較(他):ナシ
考 説 :
No.11「大池」の「na-mi」の「na」も用例として含めるべきだろう。古代日本語
「ナガ(長)」は対応例とするには弱い。その代わりと言っては何だが、日本語
には性質や状態を表わす語(形状言ともいう)に付いて「〜のような状態である」
「はなはだ〜である」という意味の形容詞を作る「〜ナシ」という語尾が存する。
「アヂキナシ」「イトケナシ」「カタジケナシ」「キタナシ」「サガナシ」「ツタナシ」など
の「〜ナシ」がそれに相当すると考えられている。この「〜ナシ」は奈良時代で
さえ単独例は存しないが、かつては単独の形容詞「ナシ」として存在していた
可能性がある。当然その意味は「甚大」であると考えられるので、本語と対応
させることも可能になって来るが、さてさて。
135 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 01:05 ID:nEOfC.6k
No.58
意 味 :新しい(形容詞)
原 文 :「首知県一ニ云フ新知」(『三国史記』)
漢 字 音:首(中:∫i∂u、朝:syu)
再 構 音:su(李)
?(村)
比較(日):ナシ
比較(韓):後期中世語「sε(新)」(李)
比較(他):ナシ
考 説 :
朝鮮語とよく対応する例である。
136 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 01:06 ID:nEOfC.6k
No.59
意 味 :長い(形容詞)
原 文 :「長堤郡本高句麗ノ主夫吐郡」(『三国史記』)
漢 字 音:主夫(中:t∫iu-piu、朝:cyu-pu)
再 構 音:?(李)
?(村)
比較(日):ナシ
比較(韓):ナシ
比較(他):ナシ
考 説 :
日韓ともに対応する語は見当たらない。
137 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 01:17 ID:nEOfC.6k
No.60
意 味 :赤い(形容詞)
原 文 :「赤木県一ニ云フ沙非斤乙」「赤城県本高句麗ノ沙伏忽」(『三国史記』)
漢 字 音:沙非斤(中:sa-piu∂i-ki∂n、朝:sa-pi-kщn)
沙伏(中:sa-biuk、朝:sa-pok)
再 構 音:sapik∂n〜sapuk〜sapok(李)
sapigin<*sa-pulgin、sapok<*sa-pul(村)
比較(日):古代日本語「so2Φo(赭・朱)」(李)
「sa(接頭語)」(村)
「so1Φi1(淡赤色)」(娜)
比較(韓):百済語「supi(赤鳥)」
←「赤鳥県本百済所比浦県」(『三国史記』)(李)
朝鮮語「pulgin(赤)」(村)
比較(他):満州語「fulgiyan(赤)」
中期モンゴル語「hulaan(赤)」
考 説 :
村山は高句麗語形を接頭語「sa」と形容詞「pul(gin)」が結合したものと
見ているが、李は一語で古代日本語の名詞「ソホ(赭・朱)」と対応するもの
と考えている。「ソホ」は赤色の土(辰砂か)のことであるから、確かに「赤」
の関連語彙ではある。ただ、古代日本語には「ソヒ」という語もあり、これは
大宝律令で定められた衣服の色で、淡い赤色を指していたようである。
「ソホ」のソは乙類、「ソヒ」のソは甲類で一致しないが、いずれも色の点
からは本例の対応例としてふさわしいものと言えよう。なお、百済地名の
例は数少ない夫餘系百済語の反映した地名と考えられている。
138 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/06/30(月) 01:37 ID:sR7pvveA
>>129
>「藻奴部」
そりは、潅奴部(灌奴部)の間違いでしょう。
たしか藻那部というのが三国史記にはでてきたような気がしますが
これは松壌王の国=消奴部と同じものと思われ、灌奴部(蓋馬国?)とはまた別と思います。
(藻・松・消はすべて[s]音で、後の西部・白部にあたり、灌[k]音の南部・赤部とは別かと)
ところで日本史板の某スレとはどれですか?ざっとみてわかりませんでしたが。
私も日本史板では時々工作員(爆)やってますんで(w
139 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 01:57 ID:nEOfC.6k
>>138
>そりは、潅奴部(灌奴部)の間違いでしょう。
あ。なるほど。今確認したら、確かに『後漢書』や『三国志』では「灌奴部」でつな。
李基文の論文だけ見てレスを書いたので、その辺を確認しておりませなんだ(^^;。
李の『韓国語の形成』(成甲書房)はやたらと誤字や脱行などの初歩的なミスが
多くて閉口していたので、大概気を付けているつもりだったのですが、いかんでつな。
>ところで日本史板の某スレとはどれですか?ざっとみてわかりませんでしたが。
任那日本府について
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1030968865/
" target=new>
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1030968865/
でつ。確かにこの話題はスレ違いです罠。
140 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 02:42 ID:nEOfC.6k
>>133
修正です。
× 「EB=ホロ」のように、一方が既にB=ホのように確定して
○ 「EB=ホロ」のように、一方が既にB=ロのように確定して
まことにスマソ。
141 名前:
日語商売(休業中)
:2003/06/30(月) 10:57 ID:qgoi6MQw
>>127
あ、なるほどぉ。
中期語では母音が付いたときにだけhが現れるのですね。
現代語ではhが語末にあるときには[t]と発音される(ただし内破音)ので、
そういう発音になれば「悉」の音写とより符合するのではと思った次第です。
韓国語の3、4に当たる数詞ses,nesには、いくつか変化形があって、
名詞に付く場合にはse,neが一般的ですが、その他にs∂、s∂k;n∂、n∂kという
形が現れます。s∂、n∂は主に唇音系(その他の子音の前でも)、s∂k、n∂kは舌尖音系の子音が
後接するときに現れる形です。
中期語の資料が手元にないのでわからないのですが、同じような変異が中期語にもあるとすれば、
ses,nesの祖形を考えたり、「悉」がどのような音を写すために使われたのか考えたりする
手がかりになると思います。『李朝語辞典』には載っていないでしょうか?
142 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 16:52 ID:9iSiR0U6
>>141
日語商売さん
『李朝語辞典』では「3」は「s∂ih」が見出し語となっています。用例をざっと
見た限りでは、語末のhが出てくるものと出てこないものとがあるということ以外
は、sやkなどが出てくることはないような感じですが、何せ現代朝鮮語でさえ
わからないのに、中期朝鮮語となると私にはさっぱりですので、その辺自信は
ありませぬ。念のため、「s∂i」の次の音節がh以外で始まる例をいくつか挙げて
おきます。
Kas s∂i pam s∂i hi ra(阿彌9)
Is kol ro nil ∂ s∂i k‘o mi ra(月二14)
亭 舎 rΛl s∂i k‘om ci zщ ni(曲153)
「4」も「n∂ih」が見出しで、大体hが出て来ます。こちらも「4」の後にh以外の
子音が続く例を挙げておきますね。
S∂i k‘wa n∂i k‘w∂i ra(圓下三之一112)
Cin cju n∂i k‘om tщ r∂(朴c‘o上45)
143 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 17:36 ID:9iSiR0U6
>>137
中期朝鮮語で「赤い」は「pulk-ta」。これは現代朝鮮語も同じ語形の
ようです。それにしても、村山のいう「pul(gin)」というのはどこから持って
きた朝鮮語なのでしょうか。『李朝語辞典』を見ると、「pulk-kщn-cil(赤埴)」
とか「pulk-щn o-ti(紅磁器)」という語が出て来ます。もしかすると連体形
の「pulk-щn」を「pulk-in」と間違ったのかも知れませんね。
ところで、「pulk-(赤い)」の語源はいかにも「pul(火)」のような感じが
するのですが、朝鮮語学的にその辺はどうなんでしょうか。
144 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/06/30(月) 18:40 ID:b7KBigNg
>>143
>>19
で
「
比較(韓):百済語「ki¨(城)」
←「悦城県本百済悦己県」「儒城県本百済奴斯只県」等(『三国史記』)
」
とありますが、後者の「奴斯只」は「さし」と読むのではないですか?
ちなみに日本書記では百済語で城を「さし」といっています。
145 名前:
◆OlgO13ek
:2003/06/30(月) 19:00 ID:hOM6YaMU
古朝鮮語のことなんて忘れちゃいましたけど、pulkinは母音調和した形では?
w[y]に対応する陰母音として、i が立つんじゃなかったっけ。
146 名前:
日語商売(休業中)
:2003/06/30(月) 19:02 ID:50WKpINo
>>143
私も村山氏の語形を見たとき、同じように思いました。
韓国語の母音щはi¨と表記することもあるので、これをどこかの時点でiと間違えた、
というのが本当のところではないでしょうか?
ちなみに現代韓国語では「赤い」は普通ppalgah-taという語が使われますが、
これはpulk-taの変化形で、母音をaに、語頭子音を濃音に変えた形に用言化接辞ha-daが付いた形が
変化したものです。
先日韓国の『国語大辞典』を見たのですが、そこでは pul と関係あるような記述がありました。
類似の形容詞phurщ-da(青い)も、phur(草)と関係ありそうです。
ただ他の色を表す基本形容詞が何らかの具象名詞と関係あるかはわかりませんでした。
147 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 19:42 ID:9iSiR0U6
>>144
「只」は上古音「tyieg」中古音「t∫ie」朝鮮漢字音「ci」ですので、確かに「キ」とは
読みづらい字ですが、きへんのついた「枳」(「只」と同音)には別に上古音「kyieg」
中古音「kie」という漢字音もあり、日本ではキ甲類の万葉仮名として使用されてい
ます。実はこの「枳」の省画として半島では「只」が使われていたようでして、新羅
時代の表記法ではもっぱら「ki」を表わす音読字として「己」とともに使用されている
という事実があるのです。李が「儒城県本百済奴斯只県」の「只」を「ki¨」と読んだの
もその辺の事情に基づくものでしょう。まあでも普通に朝鮮漢字音に従って読めば
「斯只」は「sΛci」となり、書紀古訓の「サシ(城)」と非常に近い発音になることもまた
確かですね。ただ、書紀古訓の「サシ(城)」が半島由来の語彙であることは間違い
ないところですが、百済語と特定出来るような要素は特になかったはずです。実際、
『日本書紀』では新羅の城の訓としても用いられた例がありますし、李基文も「サシ(城)」
は新羅語「cas(城)」からの借用と見ています。
148 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/06/30(月) 19:56 ID:b7KBigNg
>>147
ついでですので
>>19
中
「
比較(韓):百済語「ki¨(城)」
←「悦城県本百済悦己県」「儒城県本百済奴斯只県」等(『三国史記』)
」
『等』とあるので他の例示を今あげることができれば教えてください。
149 名前:
◆OlgO13ek
:2003/06/30(月) 20:03 ID:uZEymMks
現代語ではse:s, ne:sと長母音になることもお忘れなく。
もちろんソウル方言の長母音は嶺南方言のアクセント核に対応するですが、
これらも音節末の-hの消失に関係あるかもしれません。
なお、漢字音で平声に由来するものは短母音で、上声と去声に由来する
ものは長母音になるという法則もあります。
150 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/06/30(月) 20:17 ID:b7KBigNg
>>147
あと
「悦城県」が現在のどこに比定されているのかも知りたいな。
151 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 20:19 ID:9iSiR0U6
>>145
◆OlgO13ek さん
>>146
日語商売 さん
失礼。改めて村山七郎氏の論文を確認してみたら、「pulgin」の「i」の下に
補助記号「_」(正確には⌒の上下逆)が付いておりました。氏はこれを「щ」
の意味で使用しておられるようです。改めて他のも確認してみると、「e」にも
同じ補助記号の付いたものがありました。こちらは「∂」に相当するものの
ようです。村山氏の再構音は何箇所か修正する必要がありますね。
152 名前:
◆OlgO13ek
:2003/06/30(月) 20:29 ID:uZEymMks
よく考えれば、seih, neihっていう形は、
一日 haru
二日 'ithyr
三日 sahyr
四日 mahyr
から当然に導けるんだった。
153 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 20:48 ID:9iSiR0U6
>>148
「潔城県本百済ノ結己郡」(『三国史記』)というのがあるようです。
>>148
>「悦城県」が現在のどこに比定されているのかも知りたいな。
う〜ん。残念ながら私の手持ちの資料ではわかりません。どなたかご存知の方は
おられませぬか。
154 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/06/30(月) 22:15 ID:b7KBigNg
>>153
おっと失礼。ここでいろいろ検索できますが、重いし、ヒットしないしないしで
面倒。
とはいえ、参考までに。
http://honyaku.naver.co.jp/ktj.cgi?css_url=http://www.koreandb.net/Sam/
" target=new>
http://honyaku.naver.co.jp/ktj.cgi?css_url=http://www.koreandb.net/Sam/
えと、半島は日本書紀によれば、倭の影響も無視できず、
それを一方的な流れでみるのもどうかと思った次第。
地理的な要素も加味したほうがいいのではないかと思った次第です。
155 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/01(火) 01:22 ID:tS2Noid.
>>153
,
>>148
悦城県は、もと百済の悦己県。忠清南道青陽郡定山面に比定されています。
東洋文庫の「三国史記」の井上秀雄の説でよければ、三国史記地理志の注釈を
転載しますので、どんどんきいてください。
156 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/01(火) 11:21 ID:fNx9Kh.2
>>155
そう言えば、東洋文庫のに地図がありましたねぇ。早速職場の図書館から借りて
来ました。一緒に『完訳・三国史記』(六興出版)も借りて来ました。この本、訳だけ
じゃなく原文も載っているので便利なのですが、誰かが先に借りていたもんで、
今回は使うことが出来なかったんですよね。これで不明だった原文も参照出来ます。
157 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/01(火) 21:00 ID:j5ptePzQ
改めて原文を見てみまして、何と言いますか、オタクごころ、もとい、
研究者魂を随分とくすぐられました(藁。やっぱりこういうのは実物を
見なくては駄目ですなぁ。訂正したり追加したり再考しなくてはならん
ことがあるわあるわ(^^;。高句麗語語彙集もせっかくNo.60まで来て
いるのですが、さすがにこんな不備なデータのままでは、いかに匿名
掲示板と言えども続けて提示してゆくわけには参りません罠。申し訳
ありませんが、個人的にデータを咀嚼するだけの時間をしばらく賜り
たいと思います。実は私、この機会に高句麗地名を全部テキストに
打ち込んでCSVデータにしてみようと思っているんですよ。
整理番号,巻三七原文,巻三五原文,比定地,漢字音,日本語,朝鮮語,その他言語,備考
てな感じに整理すれば、わかりやすいし、何より検索や加工もし易い
と思いますので。それに、今まで作ったデータも無駄にはなりません
からね。もし何か付け加えるべきこととか、こうしたらいいとかいうこと
がありましたら遠慮なくどうぞ。せっかく作るなら、皆さんが使いやすい
ものにしたいですもんねぇ。
158 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/01(火) 23:53 ID:b/B2UMZ.
地名に限る必要ないと思うが?
いっそ「高句麗語全資料集成」みたいのにしてほしい。
159 名前:
日語商売(休業中)
:2003/07/02(水) 00:14 ID:tw/0iBHc
>>157
日韓比較言語学自体、一般が思っているほどは進んでいない分野ですから、
このまま冒険的に突っ走ることもまだ可能ではありますが、
やはり再考すべきところが現れたのであれば再考した方がよいかと思います。
整理が終わったら、公開していただければ幸いです。
ただ、研究にはオリジナリティが重要性をもつので、パクリ防止の対策を何かした方がいいかもしれません。
私としては、藤堂氏推定の中古漢字音の不備を補うために、データができた暁には
ちょっと監修させていただきたく存じます。
あの辞書ができたあとに、いろいろ新しい説が出ていまして、推定音もより精密な音特徴を
反映したものになっていますので。
160 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/02(水) 00:52 ID:w5Iqdjic
>>158
最終的にはそういう形に仕上げたいと思っておりますが、そのためには
最大の高句麗語資料である高句麗地名をきちんとやっつけておかないと
まづいでやんしょ? あわてないあわてない、一休み一休み…。
161 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/02(水) 01:04 ID:w5Iqdjic
>>159
日語商売さん
いやいや、別に私はこの分野で生きていこうなんて大それた野望は
持っておりませんから、いくらパクられても気にしません。そもそも
その気があったら黙ってこっそりやってますって(藁)。ただ、これまで
の検討というのは結局、資料そのものを見ずに、人のやった成果だけ
をもとにして論じていたに過ぎませんでしたからねぇ。今回原文を手に
入れ、全体を通して見たら、自分がまさに「木を見て森を見ず」という
のを地で行っていた(少なくともそういう部分があった)ことに改めて
気付かされたという次第です。一部の中でなら成立することでも、
全体を通して見れば全然通用しないということは結構ありますからねぇ。
ま、1〜2週間かけてぼちぼちやりますわ。今日ちょっとやってみた
ところ、思ったよりも時間がかかることがわかりましたから(^^;。
高句麗地名は164+α。現在、13。所要時間は3時間(爆死)。
ま、だんだん慣れてくると速くなるとは思いますが…(^^;。
162 名前:
鄭聲之
:2003/07/02(水) 01:37 ID:x0nGckew
ある程度、形になったら本にして出版しませんか?
163 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/02(水) 03:41 ID:w5Iqdjic
>>162
鄭聲之さん
滅相もない! そんなことしたら、恩師に破門されてしまい万仮名。
日本語系統論にだけは手を出すなと固く固く戒められて万年(^^;。
とりあえず今日は20まででやめときますた。明日は一日暇ですので、
ちょっと馬力かけてやりまっせ。週末野暮用で実家に帰省しなくては
なりませんので、土日を使えない分今のうちにやっとかないとネ。
164 名前:
tenpura ◆UMAIu01k
:2003/07/03(木) 03:54 ID:9SbEgXo.
実はROMだけしていたりして。意味わかってなさそうな気がするが>自分
しかし、ウリのスレでは「あよえ〜〜〜」「もね〜〜〜〜」「ぬる○〜〜〜〜」ばかり
というのはスレ主の差を表すものと考察される(w。
165 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 00:40 ID:6nM3981c
ユネスコは、北朝鮮が求めていた高句麗古墳の世界遺産への登録を
中国の強い反対で見送った。ナイス!厨国(w
http://www.excite.co.jp/News/vnews/story_v?vid=777314&genre=world
" target=new>
http://www.excite.co.jp/News/vnews/story_v?vid=777314&genre=world
北朝鮮・高句麗古墳が世界遺産に
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/asia/1057210624/l50
" target=new>
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/asia/1057210624/l50
166 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/04(金) 01:07 ID:EK3Fqj9Y
悩んだって無駄よケセラセラ〜♪(セラセラ)
てなわけで、今作っているcsvデータのサンプルでっす。区切り文字は
「∠」を使っていますが、これは私の趣味でして、気に入らない人は「,」に
置換すればそれでOK。つーか、区切り文字に「∠」を使っているだけで、
わかる人には個人の特定まで出来てしまうという諸刃の剣。素人には
お勧め出来ない(藁)。
001∠漢山州。∠漢州ハ、本高句麗ノ漢山郡ナリ。新羅取ル/v之ヲ。景徳王改メテ為ス/2漢州ト/1。今ノ広州ナリ。∠京畿広州郡広州面∠×∠×∠×∠×∠※漢語のみ
002∠国原城。{一ニ云フ未乙省。一ニ云フ託長城。}∠中原京ハ、本高句麗ノ国原城ナリ。新羅平グ/v之ヲ。真興王置/2小京ヲ/1。文武王ノ時築城ス。(中略)景徳王改メテ為ス/2中原京ト/1。今ノ忠州ナリ。∠忠北忠州∠国原=託長=未乙?(中:mιu∂i-・ιet);城(中:зιεη)=省(中:s^i¨Λη)∠ナシ∠ナシ∠ナシ∠※高句麗漢字音:城≒省?
003∠南川県{一ニ云フ南買}∠黄武県ハ、本高句麗ノ南川県ナリ。新羅并ス/v之ヲ。真興王為シ/v州ト、置ク/2軍主ヲ/1。今ノ利川県ナリ。∠京畿利川郡利川邑∠川=買(中:mai)≒武(中:mιu)∠古代日本語「mi1(水)」∠後期中世語「mщl(水)」∠中世蒙古語「mo¨ren(江・海)」;ツングース諸語「mu(水)」;満州語「mu-ke(水)」∠
004∠駒城{一ニ云フ滅烏}∠巨黍県ハ、本高句麗ノ駒城県ナリ。景徳王改名ス。今ノ龍駒県ナリ。∠竜仁郡駒城面∠駒=滅烏?(中:miεt-・o)∠ナシ∠ナシ∠ナシ∠※「滅烏」は「馬(中:ma)」の高句麗漢字音?→参考:呉音「メ」。※「黍」ー[禾/火](東)
005∠仍斤内郡∠槐壌郡ハ、本高句麗ノ仍斤内郡ナリ。景徳王改名ス。今ノ槐州ナリ。∠忠北槐山郡槐山面∠槐=仍(中:ni∂η);木=斤(中:kι∂n);壌=内(中:nu∂i)∠古代日本語「ki2〜ko2」;古代日本語「na(国・大地)」∠新羅語「nu¨(世)」;新羅語「nu¨ri(世)」;後期中世語「na-rah(国)」∠南方ツングース諸語・満州語「na(土地)」∠
作業の方は現在60まで逝っておりますが、何か補うべき点とか、
問題点とかありましたら、ぜひ今のうちにアドバイス下さい。今なら
間に合いますので。なお、開拗音の2種の区別については、「i」と「ι」
で区別することにしました。以前は「yi」と「i」にしていたんですけどね。
変えた理由は単純に見た目なんですが、問題があるようでしたら、
どうぞアドバイス下さい。>日語商売さん
現在、実家に戻っております関係上、作業は事実上中断しており
ます。期待しておられた方、誠に相済みません。戻り次第、作業に
再び取り掛かるつもりでおります故、しばしのご容赦を賜りたく。
167 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 10:52 ID:lrqIRCEc
日本語との対訳を先に完成させてしまえばいいのに。
どうせ朝鮮語の知識なんかないんだし、漢字音だっていいかげんなんだし。
168 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 13:28 ID:LkSEjV/Q
>>167
一般向けに出版してもらう時にはそれ考慮してもらいましょう。
つーか編集部の介入でそうなると思うけど(爆
169 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 13:43 ID:lrqIRCEc
一般もなにも、1が一般人なんだからそうなるだろ。
170 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 13:59 ID:lrqIRCEc
1. 山、高 | 達
2. 峰 | 述爾、首泥
3. 穴 | 甲比、甲
4. 谷 | 旦、呑、頓
5. 土地 | 内、奴、悩、那
6. 岩山 | 巴衣、波衣、波兮
7. 土 | 息
8. 堤 | 吐、土
9. 城 | 忽、溝
10. 水、川 | 買
11. 池、大池 | 内米
12. 海 | 波
13. 泉 | 於乙、伊梨
14. 穴 | 済次
15. 辺 | 加阿
16. 霜 | 薩寒
17. 影 | 奴音、奈
18. 木 | 乙
19. 木 | 盻
20. 穀物 | 仍伐
21. 根 | 斬
22. 松 | 夫斯、扶蘇
23. 柳 | 去斯
24. 柳 | 要隠
25. 蒜 | 買尸
171 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 19:29 ID:oQRxB9kI
26. 蕪 | 加支
27. 牛 | 首
28. 兎 | 烏斯含
29. 熊 | 功木
30. 白鳥 | 古衣
31. 猪 | 烏斯
32. 心 | 居尸
33. 口 | 忽次、古次
34. 足 | 廻
35. 角 | 次若
36. 翼 | 於支
37. 母 | 也次
38. 子 | 仇斯
39. 親戚 | 于尸
40. 隣人 | 伊伐支
41. 王 | 皆
42. 玉 | 古斯
43. 金 | 蘇文、須彌
44. 銀 | 折、召尸
45. 鉛 | 乃勿
46. 鉄 | 毛乙
172 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 20:00 ID:oQRxB9kI
47. 犂 | 加尸
48. 斧 | 於斯
49. 冠 | 骨蘇、蘇骨
50. 三 | 密
51. 五 | 于次
52. 七 | 難隠
53. 十 | 徳
54. 善射 | 朱蒙
55. 文 | 斤乙
56. 重 | 別
57. 大 | 奈
58. 新 | 首
59. 長 | 主夫
60. 赤 | 沙非斤、沙伏
173 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/05(土) 02:00 ID:XHUkZODc
>169
>1が一般人だったら>34への登録はちょっと厳しいと思うけど?
174 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/05(土) 02:00 ID:XHUkZODc
>169
>1が一般人だったら>34への登録はちょっと厳しいと思うけど?
175 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/05(土) 02:00 ID:XHUkZODc
>169
>1が一般人だったら>34への登録はちょっと厳しいと思うけど?
176 名前:
173-175
:2003/07/05(土) 02:02 ID:XHUkZODc
重複書き込みすみません。専用ブラウザの不調みたいです。
177 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/05(土) 02:47 ID:u9yAWHpo
>>167
が一般向けの定義とすると
>>166
=1はむしろ一般人でないことになる。
なのに
>>169
のつっこみは意味不明。
>>166-168
の流れからすると文脈にあわない。
178 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/07(月) 09:35 ID:RKSdH1KM
朝鮮語の知識はないだろ。どうみても。
それに漢字音だって、少なくとも現代の諸方言の研究が反映されて
いない。
179 名前:
娜々志娑无@帰省中 ◆NcNEDmUA
:2003/07/07(月) 13:32 ID:K3yXpebs
>>178
ども。そのように推測に頼らずとも、既に
>>13
でも白状しております
通り、私は朝鮮語はチョパーリ、シッパル、ウリナラマンセーといった
ハン板用語程度しか存じません。中国語の方にしても、大学時代に
第2外国語として中国語を学んだことがある程度でして、北京官話
すらほとんど話せないと来てますから、方言の知識などとてもとても。
そもそも私がこのスレを立てたのは、多くの人の協力を仰ぎたかった
からです。高句麗語研究は多方面の知識がどうしても必要になって
きますが、残念ながら私にあるのは微々たる日本語学の専門知識
のみ。一人ではどうにも手に負えませんので、こういうスレを立てたと
いう次第。幸い、中国語学の専門知識をお持ちで、朝鮮語も話せる
日語商売さんが協力して下さっていますから大いに助かっています
が、協力者は一人でも多い方がいいですからねぇ。もしあなたが
朝鮮語や中国語の方言について専門知識がおありでしたら、この
機会にコテハンを名乗られて、ぜひこのスレにご協力下さいましな。
仮に専門知識と言えるほどの知識がなかったとても、出来る範囲で
スレに協力しようというお気持ちさえおありでしたら、私どもは心から
歓迎致しますよ。
180 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/07(月) 15:36 ID:RKSdH1KM
要するに、自分の得意な分野に相手をひきこんで、
徹底的にやっつけたいということですね。
ま、学問系の板なら誰でもやっていることですからとやかくいいません。
181 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/07(月) 20:09 ID:RKSdH1KM
仮に専門知識と言えるほどの知識がなかったとても、出来る範囲で
スレに協力しようというお気持ちさえおありでしたら、
/
要するにこれがいいたかっただけなんだな。最悪の性格だ。
朝鮮語もわからないくせに朝鮮語学を騙るなって。
まあでも面白いからこのスレはロムらしてもらうよ。
人間は嫌いでも、スレを好きになるということはあるからな。
182 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/07(月) 20:15 ID:7F2A9ZDI
またぞろ嫌味な奴が来たな。
183 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/07(月) 20:38 ID:kn.Gh2ts
>>182
スレが荒れるから放置でえーんでないの?
ま一人くらいカキコしないと先生も大変か(w
184 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/07(月) 23:15 ID:2UCCpbrk
>>181
あちゃ〜。そのように受け取られてしまいましたか。何らかの専門知識が
ないとこのスレに書き込む資格はありまへんで、という風に受け取られても
困るなぁと思ってあのような補足を致しましたが、かえってあだになったよう
ですね。この機会に協力者を増やしたかったのですが、残念。まぁROMは
されるとのことですので、2ちゃん流に言えば生暖かい目でスレの成り行き
を見守っておくんなさいましな。
それにしても、最悪かどうかはともかく、私の性格が悪いというのはご明察。
正直、研究者なんて少々性格が悪くなければやってけませんって(藁)。
でも、私程度があなたの生涯で出会った最悪の性格だとしたら、あなたは
これまで随分お幸せな人生をお送りのようですな。実に羨ましい。
>朝鮮語もわからないくせに朝鮮語学を騙るなって。
旦那、高句麗語研究が朝鮮語学の領域に属するもんかどうかはまだまだ
わかりやせんぜ( ̄ー ̄)。
185 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 01:36 ID:SRuKq5MA
>>181
>朝鮮語もわからないくせに朝鮮語学を騙るなって。
お里が知れます(w
186 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 09:34 ID:OBpRqkRY
>>185
どうお里が知れるんだか。ナジェ〜
モンゴル語も女真語もわからないやつが、鮮卑語の研究を
やってたらバカだと思わないか?
1がやってるのはそれと同じこと。
187 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 10:29 ID:HQu5ETOM
>>186
あなたのようなのがたまる場所が象牙の塔ですね。
勉強になります。
188 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 10:53 ID:OBpRqkRY
いや、1がいるのが象牙の塔では?
189 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 11:01 ID:6iTbfPw.
ROM 電子会議室、電子掲示板等の、不特定多数に公開されている場所に書き込まれた発言を見る(読む)だけで、それに対して意見やコメントを述べるなど、自分からは発言を行おうとしない(情報を発信しようとしない)人たちのこと。
190 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 12:09 ID:OBpRqkRY
私は荒らしていたのとは違う人ですが。
学者の卵程度でも、ネット上では自分のことを学者だっていうんですね。
191 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 12:54 ID:XfMheVS6
バカなことをしてはいけないのか?
恥ずかしいことはしてはいけないと思うが。
192 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 13:13 ID:eLqTY.WI
なんだか、必死な人がいますね。
最近、こういう人を良く見るんですよね。
ハン板のストローとか。
>181 名前:名無しさんはポシンタン [2003/07/07(月) 20:09 ID:RKSdH1KM]
に対して
>>185
のレスがつき、
>186 名前:名無しさんはポシンタン [2003/07/08(火) 09:34 ID:OBpRqkRY]
>
>>185
>どうお里が知れるんだか。ナジェ〜
というレスを返しておきながら
>190 名前:名無しさんはポシンタン [2003/07/08(火) 12:09 ID:OBpRqkRY]
>私は荒らしていたのとは違う人ですが。
ですか・・・。ひょっとして、中の人が(ry
それと、娜々志娑无 ◆NcNEDmUA 氏は「研究者」とは書いておられますが
「学者」とは書いてませんよ。日本語が不自由な方ですか?ああ、そうですか。
193 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 13:38 ID:OBpRqkRY
あのねぇ。学者と研究者にどれほどの違いがあるのさ。
おまえこそ必死だな。放置して高句麗語のことでもかきゃいいのにさ。ばかぁ?
194 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 13:59 ID:HQu5ETOM
まあいいや、OBpRqkRYは放置の方向で、突っかかってきたら
「必死だな」
の一言でお願いします。
195 名前:
名無しさん
:2003/07/08(火) 14:00 ID:g75pJNWs
>>193
だまってROMに徹してろ。
196 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 14:14 ID:CUMSmH46
あんた警察?なんであんたが他人に命令できるわけよ?
スレ守るために必死だな。195が実は嵐さんだろ。
197 名前:
185
:2003/07/08(火) 17:15 ID:5.muSm2k
>>196
スレ荒らすために必死だな(爆
なんで荒らしたいのかよくわかるよ、うん、うん。
198 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 18:16 ID:UWl.ef3.
お前もスレ守るために必死だな。
なんでかわからないけど、連帯感すら感じるよ。うんうん。
199 名前:
197
:2003/07/08(火) 18:39 ID:00/b3Uzc
いや、ぜんぜん守りたくないな。
スレを守りたいならオマエごときヘタクソな煽りはスルーするだけのこと(w
荒らしが来るからハン板だの日本史板だのあちこちで宣伝するなと奈々誌場為しにはいったんだが、
人を集めたいとかアホなこといって耳を貸さなかったんだから自業自得だろ。
こうなるのはわかっていたし、あとはお前と遊ぶだけだ(w
200 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 18:50 ID:UWl.ef3.
よし、遊ぼうぜ。高句麗語でしりとりでもやるか。
836KB
新着レスの表示
掲示板へ戻る
全部
前100
次100
最新50