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高句麗語合戦 〜あれは韓国これは日本〜
1 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/14(土) 16:41 ID:jWJqQfL6
とざいと〜ざい。これより皆々様にご披露致しまするは、いにしえの高句麗語の
数々で御座りまする。高句麗は今を去ること1300年以上昔に滅びし古代国家で
御座りまするが、かつては満州西部・沿海州から朝鮮半島北部一帯にかけて
広大な領地を持ち、彼の隋・唐帝国の攻撃すら再三にわたって撃退したことも
あるほどの強いつよ〜い国家に御座りますれば、ニダビトの皆様にとりましては
数少ない「誇らしいですね。サ、サ、サ。」と言える存在なわけで御座りまする。
ところが、あに計らんや、資料に残る高句麗の言葉をよくよく調べてみますると、
ウリマルには似ても似つかず(それは言い過ぎ)、それどころか、何とな〜んと、
彼のにっくきチョパーリどもの言葉とよく似ているというからさあ大変! 果たして
ニダビトの皆さんは誇りある歴史を取り戻すことが出来るでありましょうか。
__ /
iii■ < 乞うご期待!
─ー(´∀`)-─ \
|\@|_Y_|@/|
.<\__(ωω)__/>
126 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 02:18 ID:YmYBR/fI
>>124
スマソ。古代日本語の「ヒト(1)」の「ヒ」は甲類だったのに修正し忘れてました。
古代日本語 高句麗語 新羅語 高麗語 中期朝鮮語 現代朝鮮語
1 Φi1to2 −− hっtっn hっtっn hΛnah hana
(一等) (河屯)
2 Φuta −− tu¨pっ¨l tuβっr tulh tu:l
(二尸) (途孛)
3 mi1 mil siet sei s∂ih se:s
(密) (悉) (洒)
4 'jo2 −− −− nei n∂ih ne:s
(廼)
5 'itu 'utu −− ta∫us tasΛs tasっs
(于次) (打戍)
6 mu −− −− 'jul∫us 'jっsΛs 'jっsっs
(逸戍)
7 nana nanun −− 'ilkup nilgub 'ilgob
(難隠) (一急)
8 'ja −− −− 'jultap 'jっdщlp 'jっdっl
(逸答)
9 ko2ko2no2 −− −− 'ahop 'ahob 'ahob
(鴉好)
10 to2'wo t∂k −− 'jっl 'jっlh 'jっ:l
(徳) (噎)
127 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 02:40 ID:YmYBR/fI
>>125
日語商売さん
中期朝鮮語資料に見える「-h」の処理は難しいですね。これって、
確か単独語形では出てこず、母音系の助詞を下接した時だけ出て
来るものでしたよね。以前、奈良の語源関係で朝鮮語のナラを分析
した時は、中期朝鮮語で「nara」だけでなく「narah」という形でも出て
くる以上、基本形は「nara」ではなく「narah」とするしかない、しかし
ながら、語末に「-h」が来るような語形が安定して存在したとは思え
ないから、古くは「narak」、更に以前は「naraka」とか「naraki」の
ような語形ではなかったか、という風に推測したわけですが、そもそも
この「-h」、高麗語(前期中世語)や新羅語で確認出来ているものが
ありましたっけ? 「narah」のように語末にhを持つ名詞は他に80語
あまりが知られているようですが。
なお、このhについては下記のレスもご参照下さい。
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1010584644&st=131&to=131&nofirst=true
" target=new>
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=korea&key=1010584644&st=131&to=131&nofirst=true
128 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 22:29 ID:YmYBR/fI
本日、日本史板の某スレで客引きをして参りましたが、こちらには来て
頂けないようで残念です。人気スレへの道は果てしなく遠いようですな。
折角ですから、某スレに書き込んだ内容をこちらにもコピペしておきます。
819 名前:娜々志娑无 ◆1ONcNEDmUA 投稿日:03/06/29 16:15
>>815
どうも。ハン板とハングル総督府で細々と工作員活動(藁)をやっております
娜々志娑无と申します。以後お見知りおきのほどを。
>上の表の音はいつの時代のどの地域の漢字音で読んだものなの?
高句麗語については、高句麗地名である以上、高句麗時代の高句麗で使用
された漢字音で読むのが原則ですが、残念ながら高句麗漢字音は特定されて
いませんので、同時代の隋・唐中原音(中古音)や朝鮮漢字音(中古音とそれ
以降の新しい漢字音から成る。一部中古音より古い漢字音も混じる)をもとに、
それぞれの研究者なりの解釈を加えて再構しています。漢字音は時代により
地域により差異があるとは言え、元は同じ漢字音なわけですから、細かい部分
はともかく、それほど極端な違いは出ないはずです。高麗語(前期中世語)に
ついては、もっぱら『東国正韻』等の中世朝鮮漢字音資料に基づいて再構して
います。
129 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 22:30 ID:YmYBR/fI
820 名前:娜々志娑无 ◆1ONcNEDmUA 投稿日:03/06/29 16:17
>>816
李基文は高句麗地名から再構される語彙が高句麗語であることの根拠として
以下のようなものを挙げています。
消極的な根拠:
『三国史記』巻三十五と巻三十七で高句麗地名として挙げられている地域は、
かつて[シ+歳]または夫餘系の南下支流である百済が起こった所で、4〜5世紀
に高句麗の版図に組み入れられた地域である。[シ+歳]や百済の言語が夫餘・
高句麗と近いことは中国の史書に記述があるから、結局この地域では新羅
統一頃まで継続的に夫餘系に属する言語が話されていたと見ることが出来る。
特に統一新羅の領地となるまで二世紀の間この地を支配していた高句麗の
影響は非常に大きかったものと推測される。
821 名前:娜々志娑无 ◆1ONcNEDmUA 投稿日:03/06/29 16:20
積極的な根拠:
(1)『三国史記』の高句麗地名資料に見える「忽(城)」「内・奴(壌)」「達(山)」
などは、新羅や百済の地名にはほとんど見つからない高句麗地名独特の
地名構成要素であり、そこから再構される語彙は明らかに新羅語とは異なる
言語のものであることを示している。
(2)地名の中に方言が反映されているように見えるものがある。「口」に相当
する語は江華島と坡州では「古次」「串」(koc)であるが、始興や揚口に該当
する地域では「忽次」(kolc)となっている。言語的に見て「忽次」の方が古形
に近いと見られる。
(3)新羅領になっていない鴨緑江以北の高句麗地名にも、新羅領となった
高句麗地名と同じ「忽(城)」「達(山)」といった共通の特徴が存する。「穴」は
鴨緑江以北では「甲(kap)」だが、江華島では「甲比(kapi)」であり、こちらも
方言的差異を表わしているように見える。
(4)『三国史記』の高句麗地名から得られた語彙と『三国史記』以外の文献
資料に現われた高句麗語との間に共通点が認められる。例えば、中国の
史書に見える高句麗五部族の名称「絶奴部」「順奴部」「藻奴部」「消奴部」
の「奴」は高句麗地名に見える「内・奴・悩(壌)」と一致するものであるし、
夫餘・高句麗の官職名「加」は高句麗地名の「皆(王)」に対応する。『三国志』
魏書東夷伝高句麗条に「溝[シ婁]ナル者ハ句麗ノ名。城也」とあるが、これは
高句麗地名「忽」と一致する。また、『日本書紀』に見える高句麗の大臣「伊梨
柯須弥」は『三国史記』では「淵蓋蘇文」として現われるが、彼の姓「淵」に対応
する「iri」と高句麗地名から再構される「於乙(泉)」も対応している。
(5)高麗語(前期中世語)に、「那勿(鉛)」のように、高句麗地名から再構された
語彙と共通するものが見られる。これは高麗が高句麗の故地に都を置いた
ため、高麗語の中に一部の高句麗語系の語彙が一時的に入り込んだことに
よるものと考えられる。
130 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 22:31 ID:YmYBR/fI
822 名前:娜々志娑无 ◆1ONcNEDmUA 投稿日:03/06/29 16:23
>>816
>「高句麗語」の地名は漢字音を借用して記録されているのに、付け替えた
>新羅語の表記は漢字音の借用ではなく、漢字そのままの意味ととって良いの?
8世紀に新羅の景徳王が全国の地名を中国式に改めた際、高句麗地名を
改名するにあたってどのような方針を取ったのかは、残念ながら明文化された
ものは存在しませんが、それを推定する手がかりがまったくないわけではあり
ません。高句麗地名が登場するのは『三国史記』地理誌の巻三五と巻三七
ですが、両者は同じ旧高句麗領を扱ってはいるものの、その意味合いが異なり
ます。巻三五はあくまでも新羅の領地の一部として述べているのに対し、巻三七
は新羅と異なる国家としての高句麗の地理を述べる形になっています。しかも、
巻三七の巻末には「右高句麗ノ州郡県、共ニ一百六十四。其ノ新羅ノ改名及ビ
今名ハ、見ヨ/2新羅志ヲ/1」とありますので、巻三七に見える地名については
いずれも高句麗時代のものであると解されます。以下具体的に例を示すと、
水城郡。本高句麗ノ買忽郡。景徳王改名ス。今ノ水州。(巻三五)
買忽。一ニ云フ水城。(巻三七)
上はいずれも同じ地名について述べたものですが、巻三七に見える「買忽」
「水城」はともに高句麗時代の地名であり、前者は音読表記、後者は訓読表記
であったと判断出来ます。現代の我々が「横浜」と書き「yoko-hama」と読む
ように、高句麗でも「水城」と書き「買忽」と読んでいたと想像されるわけです。
しかして、高句麗の訓読表記である「水城」が巻三五において新羅が付けた
中国式の地名として採用されているという事実は、旧高句麗領に対する新羅
の改名方針というのは結局、高句麗時代の訓読表記地名をそのまま使用する
というものであったことを強く示唆するものと言えます。
131 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 23:33 ID:YmYBR/fI
その某スレでは、上記の私の書き込みに対して若干レスもあったのですが、
既に板違いという非難を浴びていますので、今更レスするわけにもいかず(^^;。
というわけで、こちらでレスすることにします。まずは当該レスをコピペして
おきます。
823 名前:日本@名無史さん 投稿日:03/06/29 16:28
>[シ+歳]や百済の言語が夫餘・ 高句麗と近いことは中国の史書に記述がある
倭と高句麗・百済と近いという記述はあるのですか?
>高句麗語については、高句麗地名である以上、高句麗時代の高句麗で使用
>された漢字音で読むのが原則ですが、
地名を音で書いてあると限定できるのですか?
825 名前:日本@名無史さん 投稿日:03/06/29 16:38
地名というのは土地の機能によって名づけられる場合や
そうでない場合もあるので、一概にルール化でくるもの
ではないと思います。
日本の北海道の場合も、アイヌ語の地名に意味にふさわしい
漢字をあてたので、その例からしても大理論を構築するには
土台として弱いですよ。
132 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 23:37 ID:YmYBR/fI
>>826
>倭と高句麗・百済と近いという記述はあるのですか?
中国の史書には倭の言語と高句麗・百済の言語が近いという記述
はないようですね。ですが、今は高句麗語の話をしているのですから、
とりあえず倭のことは脇に置いて、高句麗語のことだけを考えて頂き
たいですね。そう結論を急ぐ必要はないでしょう?
>地名を音で書いてあると限定できるのですか?
例えば、中国式地名の「壌」に対応する高句麗地名として「奴」「那」
「内」「悩」という漢字が使われています。これらの漢字は意味の上で
はまったく共通する要素はありませんが、漢字音で見れば、いずれも
「n」という頭子音を持つものばかりです。この事実から導き出される
結論としては、「奴」「那」「内」「悩」は「壌」の意味を漢字音で記した
ものとしか考えられません。言い換えれば、「奴」「那」「内」「悩」は
高句麗語の「壌」に相当する意味の固有語を借音表記したものという
ことになるわけです。
また、『三国志』魏書東夷伝高句麗条に「溝[シ+婁]ナル者ハ句麗ノ名。
城也」とあり、高句麗語で「城」を意味する語は漢字で「溝[シ+婁]」と
書かれるものであったことがわかりますが、『三国志』は中国の文献
ですから、「溝[シ+婁]」も当然音読したものと解されます。「溝[シ+婁]」
の三国時代の漢字音は不明ですが、中古音では「k∂u-l∂u」です
から、少なくとも第一音節の頭子音はk、第二音節の頭子音はlで
あった可能性が極めて高いと考えられます。一方、高句麗地名では
中国式地名の「城」に対応する高句麗地名は「忽」ですが、「忽」は
中古音「hu∂t」、朝鮮漢字音「hol」であり、kとhの違いこそあれ、
両者はいずれも喉音系の子音ですから、『三国志』の「溝[シ+婁]」と
『三国史記』の「忽」は同一のものを指していると判断されます。
高句麗地名には明らかに訓読のものもありますから、何でもかん
でも音読すればよいというわけではありませんが、音読のものも
存したことの証拠としてはこんなところで十分だと思いますが。
133 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/29(日) 23:42 ID:YmYBR/fI
>>825
高句麗地名からの高句麗語の再構は恣意的にやっているわけでは
ありませんよ。例えば「AB」という中国式地名(訓読地名)と「イロ」という
音読地名が対応するからと言って、いきなりA=イ、B=ロとやっている
わけではないのです。「AB/イロ」「CB/ハロ」「DB/ニロ」のように
複数の用例でB=ロが認められたら、そこで初めてB=ロという結論を
出すという風に地道にやっています。「城=忽」や「山=達」「壌=奴・那・
内・悩」「谷=呑・旦・頓」「川・水=買」というのは複数の用例があります
ので、早い段階で対応関係を導き出せます。問題は1例しか用例がない
場合ですが、「EB=ホロ」のように、一方が既にB=ホのように確定して
いる場合は、E=ホである蓋然性が高い例として取り扱います。この場合、
もし朝鮮語や日本語、ツングース諸語の中でE=eを支持するようなもの
があれば、その蓋然性はより高まります。現在知られている約80語の
高句麗語はこのような慎重な取り扱いを経て再構されたものなのです。
134 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 01:04 ID:nEOfC.6k
名詞の次は形容詞に参りま〜す。と言っても、李基文の分類によるもので、
日本語の形容詞とは必ずしも重なりませんが、その辺はご容赦。
No.57
意 味 :大きい(形容詞)
原 文 :「奈吐県一ニ云フ大堤」(『三国史記』)
漢 字 音:奈(中:na、朝:nε)
再 構 音:?(李)
?(村)
比較(日):古代日本語「naga(長)」(李)
比較(韓):ナシ
比較(他):ナシ
考 説 :
No.11「大池」の「na-mi」の「na」も用例として含めるべきだろう。古代日本語
「ナガ(長)」は対応例とするには弱い。その代わりと言っては何だが、日本語
には性質や状態を表わす語(形状言ともいう)に付いて「〜のような状態である」
「はなはだ〜である」という意味の形容詞を作る「〜ナシ」という語尾が存する。
「アヂキナシ」「イトケナシ」「カタジケナシ」「キタナシ」「サガナシ」「ツタナシ」など
の「〜ナシ」がそれに相当すると考えられている。この「〜ナシ」は奈良時代で
さえ単独例は存しないが、かつては単独の形容詞「ナシ」として存在していた
可能性がある。当然その意味は「甚大」であると考えられるので、本語と対応
させることも可能になって来るが、さてさて。
135 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 01:05 ID:nEOfC.6k
No.58
意 味 :新しい(形容詞)
原 文 :「首知県一ニ云フ新知」(『三国史記』)
漢 字 音:首(中:∫i∂u、朝:syu)
再 構 音:su(李)
?(村)
比較(日):ナシ
比較(韓):後期中世語「sε(新)」(李)
比較(他):ナシ
考 説 :
朝鮮語とよく対応する例である。
136 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 01:06 ID:nEOfC.6k
No.59
意 味 :長い(形容詞)
原 文 :「長堤郡本高句麗ノ主夫吐郡」(『三国史記』)
漢 字 音:主夫(中:t∫iu-piu、朝:cyu-pu)
再 構 音:?(李)
?(村)
比較(日):ナシ
比較(韓):ナシ
比較(他):ナシ
考 説 :
日韓ともに対応する語は見当たらない。
137 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 01:17 ID:nEOfC.6k
No.60
意 味 :赤い(形容詞)
原 文 :「赤木県一ニ云フ沙非斤乙」「赤城県本高句麗ノ沙伏忽」(『三国史記』)
漢 字 音:沙非斤(中:sa-piu∂i-ki∂n、朝:sa-pi-kщn)
沙伏(中:sa-biuk、朝:sa-pok)
再 構 音:sapik∂n〜sapuk〜sapok(李)
sapigin<*sa-pulgin、sapok<*sa-pul(村)
比較(日):古代日本語「so2Φo(赭・朱)」(李)
「sa(接頭語)」(村)
「so1Φi1(淡赤色)」(娜)
比較(韓):百済語「supi(赤鳥)」
←「赤鳥県本百済所比浦県」(『三国史記』)(李)
朝鮮語「pulgin(赤)」(村)
比較(他):満州語「fulgiyan(赤)」
中期モンゴル語「hulaan(赤)」
考 説 :
村山は高句麗語形を接頭語「sa」と形容詞「pul(gin)」が結合したものと
見ているが、李は一語で古代日本語の名詞「ソホ(赭・朱)」と対応するもの
と考えている。「ソホ」は赤色の土(辰砂か)のことであるから、確かに「赤」
の関連語彙ではある。ただ、古代日本語には「ソヒ」という語もあり、これは
大宝律令で定められた衣服の色で、淡い赤色を指していたようである。
「ソホ」のソは乙類、「ソヒ」のソは甲類で一致しないが、いずれも色の点
からは本例の対応例としてふさわしいものと言えよう。なお、百済地名の
例は数少ない夫餘系百済語の反映した地名と考えられている。
138 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/06/30(月) 01:37 ID:sR7pvveA
>>129
>「藻奴部」
そりは、潅奴部(灌奴部)の間違いでしょう。
たしか藻那部というのが三国史記にはでてきたような気がしますが
これは松壌王の国=消奴部と同じものと思われ、灌奴部(蓋馬国?)とはまた別と思います。
(藻・松・消はすべて[s]音で、後の西部・白部にあたり、灌[k]音の南部・赤部とは別かと)
ところで日本史板の某スレとはどれですか?ざっとみてわかりませんでしたが。
私も日本史板では時々工作員(爆)やってますんで(w
139 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 01:57 ID:nEOfC.6k
>>138
>そりは、潅奴部(灌奴部)の間違いでしょう。
あ。なるほど。今確認したら、確かに『後漢書』や『三国志』では「灌奴部」でつな。
李基文の論文だけ見てレスを書いたので、その辺を確認しておりませなんだ(^^;。
李の『韓国語の形成』(成甲書房)はやたらと誤字や脱行などの初歩的なミスが
多くて閉口していたので、大概気を付けているつもりだったのですが、いかんでつな。
>ところで日本史板の某スレとはどれですか?ざっとみてわかりませんでしたが。
任那日本府について
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1030968865/
" target=new>
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/history/1030968865/
でつ。確かにこの話題はスレ違いです罠。
140 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 02:42 ID:nEOfC.6k
>>133
修正です。
× 「EB=ホロ」のように、一方が既にB=ホのように確定して
○ 「EB=ホロ」のように、一方が既にB=ロのように確定して
まことにスマソ。
141 名前:
日語商売(休業中)
:2003/06/30(月) 10:57 ID:qgoi6MQw
>>127
あ、なるほどぉ。
中期語では母音が付いたときにだけhが現れるのですね。
現代語ではhが語末にあるときには[t]と発音される(ただし内破音)ので、
そういう発音になれば「悉」の音写とより符合するのではと思った次第です。
韓国語の3、4に当たる数詞ses,nesには、いくつか変化形があって、
名詞に付く場合にはse,neが一般的ですが、その他にs∂、s∂k;n∂、n∂kという
形が現れます。s∂、n∂は主に唇音系(その他の子音の前でも)、s∂k、n∂kは舌尖音系の子音が
後接するときに現れる形です。
中期語の資料が手元にないのでわからないのですが、同じような変異が中期語にもあるとすれば、
ses,nesの祖形を考えたり、「悉」がどのような音を写すために使われたのか考えたりする
手がかりになると思います。『李朝語辞典』には載っていないでしょうか?
142 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 16:52 ID:9iSiR0U6
>>141
日語商売さん
『李朝語辞典』では「3」は「s∂ih」が見出し語となっています。用例をざっと
見た限りでは、語末のhが出てくるものと出てこないものとがあるということ以外
は、sやkなどが出てくることはないような感じですが、何せ現代朝鮮語でさえ
わからないのに、中期朝鮮語となると私にはさっぱりですので、その辺自信は
ありませぬ。念のため、「s∂i」の次の音節がh以外で始まる例をいくつか挙げて
おきます。
Kas s∂i pam s∂i hi ra(阿彌9)
Is kol ro nil ∂ s∂i k‘o mi ra(月二14)
亭 舎 rΛl s∂i k‘om ci zщ ni(曲153)
「4」も「n∂ih」が見出しで、大体hが出て来ます。こちらも「4」の後にh以外の
子音が続く例を挙げておきますね。
S∂i k‘wa n∂i k‘w∂i ra(圓下三之一112)
Cin cju n∂i k‘om tщ r∂(朴c‘o上45)
143 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 17:36 ID:9iSiR0U6
>>137
中期朝鮮語で「赤い」は「pulk-ta」。これは現代朝鮮語も同じ語形の
ようです。それにしても、村山のいう「pul(gin)」というのはどこから持って
きた朝鮮語なのでしょうか。『李朝語辞典』を見ると、「pulk-kщn-cil(赤埴)」
とか「pulk-щn o-ti(紅磁器)」という語が出て来ます。もしかすると連体形
の「pulk-щn」を「pulk-in」と間違ったのかも知れませんね。
ところで、「pulk-(赤い)」の語源はいかにも「pul(火)」のような感じが
するのですが、朝鮮語学的にその辺はどうなんでしょうか。
144 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/06/30(月) 18:40 ID:b7KBigNg
>>143
>>19
で
「
比較(韓):百済語「ki¨(城)」
←「悦城県本百済悦己県」「儒城県本百済奴斯只県」等(『三国史記』)
」
とありますが、後者の「奴斯只」は「さし」と読むのではないですか?
ちなみに日本書記では百済語で城を「さし」といっています。
145 名前:
◆OlgO13ek
:2003/06/30(月) 19:00 ID:hOM6YaMU
古朝鮮語のことなんて忘れちゃいましたけど、pulkinは母音調和した形では?
w[y]に対応する陰母音として、i が立つんじゃなかったっけ。
146 名前:
日語商売(休業中)
:2003/06/30(月) 19:02 ID:50WKpINo
>>143
私も村山氏の語形を見たとき、同じように思いました。
韓国語の母音щはi¨と表記することもあるので、これをどこかの時点でiと間違えた、
というのが本当のところではないでしょうか?
ちなみに現代韓国語では「赤い」は普通ppalgah-taという語が使われますが、
これはpulk-taの変化形で、母音をaに、語頭子音を濃音に変えた形に用言化接辞ha-daが付いた形が
変化したものです。
先日韓国の『国語大辞典』を見たのですが、そこでは pul と関係あるような記述がありました。
類似の形容詞phurщ-da(青い)も、phur(草)と関係ありそうです。
ただ他の色を表す基本形容詞が何らかの具象名詞と関係あるかはわかりませんでした。
147 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 19:42 ID:9iSiR0U6
>>144
「只」は上古音「tyieg」中古音「t∫ie」朝鮮漢字音「ci」ですので、確かに「キ」とは
読みづらい字ですが、きへんのついた「枳」(「只」と同音)には別に上古音「kyieg」
中古音「kie」という漢字音もあり、日本ではキ甲類の万葉仮名として使用されてい
ます。実はこの「枳」の省画として半島では「只」が使われていたようでして、新羅
時代の表記法ではもっぱら「ki」を表わす音読字として「己」とともに使用されている
という事実があるのです。李が「儒城県本百済奴斯只県」の「只」を「ki¨」と読んだの
もその辺の事情に基づくものでしょう。まあでも普通に朝鮮漢字音に従って読めば
「斯只」は「sΛci」となり、書紀古訓の「サシ(城)」と非常に近い発音になることもまた
確かですね。ただ、書紀古訓の「サシ(城)」が半島由来の語彙であることは間違い
ないところですが、百済語と特定出来るような要素は特になかったはずです。実際、
『日本書紀』では新羅の城の訓としても用いられた例がありますし、李基文も「サシ(城)」
は新羅語「cas(城)」からの借用と見ています。
148 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/06/30(月) 19:56 ID:b7KBigNg
>>147
ついでですので
>>19
中
「
比較(韓):百済語「ki¨(城)」
←「悦城県本百済悦己県」「儒城県本百済奴斯只県」等(『三国史記』)
」
『等』とあるので他の例示を今あげることができれば教えてください。
149 名前:
◆OlgO13ek
:2003/06/30(月) 20:03 ID:uZEymMks
現代語ではse:s, ne:sと長母音になることもお忘れなく。
もちろんソウル方言の長母音は嶺南方言のアクセント核に対応するですが、
これらも音節末の-hの消失に関係あるかもしれません。
なお、漢字音で平声に由来するものは短母音で、上声と去声に由来する
ものは長母音になるという法則もあります。
150 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/06/30(月) 20:17 ID:b7KBigNg
>>147
あと
「悦城県」が現在のどこに比定されているのかも知りたいな。
151 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 20:19 ID:9iSiR0U6
>>145
◆OlgO13ek さん
>>146
日語商売 さん
失礼。改めて村山七郎氏の論文を確認してみたら、「pulgin」の「i」の下に
補助記号「_」(正確には⌒の上下逆)が付いておりました。氏はこれを「щ」
の意味で使用しておられるようです。改めて他のも確認してみると、「e」にも
同じ補助記号の付いたものがありました。こちらは「∂」に相当するものの
ようです。村山氏の再構音は何箇所か修正する必要がありますね。
152 名前:
◆OlgO13ek
:2003/06/30(月) 20:29 ID:uZEymMks
よく考えれば、seih, neihっていう形は、
一日 haru
二日 'ithyr
三日 sahyr
四日 mahyr
から当然に導けるんだった。
153 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/06/30(月) 20:48 ID:9iSiR0U6
>>148
「潔城県本百済ノ結己郡」(『三国史記』)というのがあるようです。
>>148
>「悦城県」が現在のどこに比定されているのかも知りたいな。
う〜ん。残念ながら私の手持ちの資料ではわかりません。どなたかご存知の方は
おられませぬか。
154 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/06/30(月) 22:15 ID:b7KBigNg
>>153
おっと失礼。ここでいろいろ検索できますが、重いし、ヒットしないしないしで
面倒。
とはいえ、参考までに。
http://honyaku.naver.co.jp/ktj.cgi?css_url=http://www.koreandb.net/Sam/
" target=new>
http://honyaku.naver.co.jp/ktj.cgi?css_url=http://www.koreandb.net/Sam/
えと、半島は日本書紀によれば、倭の影響も無視できず、
それを一方的な流れでみるのもどうかと思った次第。
地理的な要素も加味したほうがいいのではないかと思った次第です。
155 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/01(火) 01:22 ID:tS2Noid.
>>153
,
>>148
悦城県は、もと百済の悦己県。忠清南道青陽郡定山面に比定されています。
東洋文庫の「三国史記」の井上秀雄の説でよければ、三国史記地理志の注釈を
転載しますので、どんどんきいてください。
156 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/01(火) 11:21 ID:fNx9Kh.2
>>155
そう言えば、東洋文庫のに地図がありましたねぇ。早速職場の図書館から借りて
来ました。一緒に『完訳・三国史記』(六興出版)も借りて来ました。この本、訳だけ
じゃなく原文も載っているので便利なのですが、誰かが先に借りていたもんで、
今回は使うことが出来なかったんですよね。これで不明だった原文も参照出来ます。
157 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/01(火) 21:00 ID:j5ptePzQ
改めて原文を見てみまして、何と言いますか、オタクごころ、もとい、
研究者魂を随分とくすぐられました(藁。やっぱりこういうのは実物を
見なくては駄目ですなぁ。訂正したり追加したり再考しなくてはならん
ことがあるわあるわ(^^;。高句麗語語彙集もせっかくNo.60まで来て
いるのですが、さすがにこんな不備なデータのままでは、いかに匿名
掲示板と言えども続けて提示してゆくわけには参りません罠。申し訳
ありませんが、個人的にデータを咀嚼するだけの時間をしばらく賜り
たいと思います。実は私、この機会に高句麗地名を全部テキストに
打ち込んでCSVデータにしてみようと思っているんですよ。
整理番号,巻三七原文,巻三五原文,比定地,漢字音,日本語,朝鮮語,その他言語,備考
てな感じに整理すれば、わかりやすいし、何より検索や加工もし易い
と思いますので。それに、今まで作ったデータも無駄にはなりません
からね。もし何か付け加えるべきこととか、こうしたらいいとかいうこと
がありましたら遠慮なくどうぞ。せっかく作るなら、皆さんが使いやすい
ものにしたいですもんねぇ。
158 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/01(火) 23:53 ID:b/B2UMZ.
地名に限る必要ないと思うが?
いっそ「高句麗語全資料集成」みたいのにしてほしい。
159 名前:
日語商売(休業中)
:2003/07/02(水) 00:14 ID:tw/0iBHc
>>157
日韓比較言語学自体、一般が思っているほどは進んでいない分野ですから、
このまま冒険的に突っ走ることもまだ可能ではありますが、
やはり再考すべきところが現れたのであれば再考した方がよいかと思います。
整理が終わったら、公開していただければ幸いです。
ただ、研究にはオリジナリティが重要性をもつので、パクリ防止の対策を何かした方がいいかもしれません。
私としては、藤堂氏推定の中古漢字音の不備を補うために、データができた暁には
ちょっと監修させていただきたく存じます。
あの辞書ができたあとに、いろいろ新しい説が出ていまして、推定音もより精密な音特徴を
反映したものになっていますので。
160 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/02(水) 00:52 ID:w5Iqdjic
>>158
最終的にはそういう形に仕上げたいと思っておりますが、そのためには
最大の高句麗語資料である高句麗地名をきちんとやっつけておかないと
まづいでやんしょ? あわてないあわてない、一休み一休み…。
161 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/02(水) 01:04 ID:w5Iqdjic
>>159
日語商売さん
いやいや、別に私はこの分野で生きていこうなんて大それた野望は
持っておりませんから、いくらパクられても気にしません。そもそも
その気があったら黙ってこっそりやってますって(藁)。ただ、これまで
の検討というのは結局、資料そのものを見ずに、人のやった成果だけ
をもとにして論じていたに過ぎませんでしたからねぇ。今回原文を手に
入れ、全体を通して見たら、自分がまさに「木を見て森を見ず」という
のを地で行っていた(少なくともそういう部分があった)ことに改めて
気付かされたという次第です。一部の中でなら成立することでも、
全体を通して見れば全然通用しないということは結構ありますからねぇ。
ま、1〜2週間かけてぼちぼちやりますわ。今日ちょっとやってみた
ところ、思ったよりも時間がかかることがわかりましたから(^^;。
高句麗地名は164+α。現在、13。所要時間は3時間(爆死)。
ま、だんだん慣れてくると速くなるとは思いますが…(^^;。
162 名前:
鄭聲之
:2003/07/02(水) 01:37 ID:x0nGckew
ある程度、形になったら本にして出版しませんか?
163 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/02(水) 03:41 ID:w5Iqdjic
>>162
鄭聲之さん
滅相もない! そんなことしたら、恩師に破門されてしまい万仮名。
日本語系統論にだけは手を出すなと固く固く戒められて万年(^^;。
とりあえず今日は20まででやめときますた。明日は一日暇ですので、
ちょっと馬力かけてやりまっせ。週末野暮用で実家に帰省しなくては
なりませんので、土日を使えない分今のうちにやっとかないとネ。
164 名前:
tenpura ◆UMAIu01k
:2003/07/03(木) 03:54 ID:9SbEgXo.
実はROMだけしていたりして。意味わかってなさそうな気がするが>自分
しかし、ウリのスレでは「あよえ〜〜〜」「もね〜〜〜〜」「ぬる○〜〜〜〜」ばかり
というのはスレ主の差を表すものと考察される(w。
165 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 00:40 ID:6nM3981c
ユネスコは、北朝鮮が求めていた高句麗古墳の世界遺産への登録を
中国の強い反対で見送った。ナイス!厨国(w
http://www.excite.co.jp/News/vnews/story_v?vid=777314&genre=world
" target=new>
http://www.excite.co.jp/News/vnews/story_v?vid=777314&genre=world
北朝鮮・高句麗古墳が世界遺産に
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/asia/1057210624/l50
" target=new>
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/asia/1057210624/l50
166 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/04(金) 01:07 ID:EK3Fqj9Y
悩んだって無駄よケセラセラ〜♪(セラセラ)
てなわけで、今作っているcsvデータのサンプルでっす。区切り文字は
「∠」を使っていますが、これは私の趣味でして、気に入らない人は「,」に
置換すればそれでOK。つーか、区切り文字に「∠」を使っているだけで、
わかる人には個人の特定まで出来てしまうという諸刃の剣。素人には
お勧め出来ない(藁)。
001∠漢山州。∠漢州ハ、本高句麗ノ漢山郡ナリ。新羅取ル/v之ヲ。景徳王改メテ為ス/2漢州ト/1。今ノ広州ナリ。∠京畿広州郡広州面∠×∠×∠×∠×∠※漢語のみ
002∠国原城。{一ニ云フ未乙省。一ニ云フ託長城。}∠中原京ハ、本高句麗ノ国原城ナリ。新羅平グ/v之ヲ。真興王置/2小京ヲ/1。文武王ノ時築城ス。(中略)景徳王改メテ為ス/2中原京ト/1。今ノ忠州ナリ。∠忠北忠州∠国原=託長=未乙?(中:mιu∂i-・ιet);城(中:зιεη)=省(中:s^i¨Λη)∠ナシ∠ナシ∠ナシ∠※高句麗漢字音:城≒省?
003∠南川県{一ニ云フ南買}∠黄武県ハ、本高句麗ノ南川県ナリ。新羅并ス/v之ヲ。真興王為シ/v州ト、置ク/2軍主ヲ/1。今ノ利川県ナリ。∠京畿利川郡利川邑∠川=買(中:mai)≒武(中:mιu)∠古代日本語「mi1(水)」∠後期中世語「mщl(水)」∠中世蒙古語「mo¨ren(江・海)」;ツングース諸語「mu(水)」;満州語「mu-ke(水)」∠
004∠駒城{一ニ云フ滅烏}∠巨黍県ハ、本高句麗ノ駒城県ナリ。景徳王改名ス。今ノ龍駒県ナリ。∠竜仁郡駒城面∠駒=滅烏?(中:miεt-・o)∠ナシ∠ナシ∠ナシ∠※「滅烏」は「馬(中:ma)」の高句麗漢字音?→参考:呉音「メ」。※「黍」ー[禾/火](東)
005∠仍斤内郡∠槐壌郡ハ、本高句麗ノ仍斤内郡ナリ。景徳王改名ス。今ノ槐州ナリ。∠忠北槐山郡槐山面∠槐=仍(中:ni∂η);木=斤(中:kι∂n);壌=内(中:nu∂i)∠古代日本語「ki2〜ko2」;古代日本語「na(国・大地)」∠新羅語「nu¨(世)」;新羅語「nu¨ri(世)」;後期中世語「na-rah(国)」∠南方ツングース諸語・満州語「na(土地)」∠
作業の方は現在60まで逝っておりますが、何か補うべき点とか、
問題点とかありましたら、ぜひ今のうちにアドバイス下さい。今なら
間に合いますので。なお、開拗音の2種の区別については、「i」と「ι」
で区別することにしました。以前は「yi」と「i」にしていたんですけどね。
変えた理由は単純に見た目なんですが、問題があるようでしたら、
どうぞアドバイス下さい。>日語商売さん
現在、実家に戻っております関係上、作業は事実上中断しており
ます。期待しておられた方、誠に相済みません。戻り次第、作業に
再び取り掛かるつもりでおります故、しばしのご容赦を賜りたく。
167 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 10:52 ID:lrqIRCEc
日本語との対訳を先に完成させてしまえばいいのに。
どうせ朝鮮語の知識なんかないんだし、漢字音だっていいかげんなんだし。
168 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 13:28 ID:LkSEjV/Q
>>167
一般向けに出版してもらう時にはそれ考慮してもらいましょう。
つーか編集部の介入でそうなると思うけど(爆
169 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 13:43 ID:lrqIRCEc
一般もなにも、1が一般人なんだからそうなるだろ。
170 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 13:59 ID:lrqIRCEc
1. 山、高 | 達
2. 峰 | 述爾、首泥
3. 穴 | 甲比、甲
4. 谷 | 旦、呑、頓
5. 土地 | 内、奴、悩、那
6. 岩山 | 巴衣、波衣、波兮
7. 土 | 息
8. 堤 | 吐、土
9. 城 | 忽、溝
10. 水、川 | 買
11. 池、大池 | 内米
12. 海 | 波
13. 泉 | 於乙、伊梨
14. 穴 | 済次
15. 辺 | 加阿
16. 霜 | 薩寒
17. 影 | 奴音、奈
18. 木 | 乙
19. 木 | 盻
20. 穀物 | 仍伐
21. 根 | 斬
22. 松 | 夫斯、扶蘇
23. 柳 | 去斯
24. 柳 | 要隠
25. 蒜 | 買尸
171 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 19:29 ID:oQRxB9kI
26. 蕪 | 加支
27. 牛 | 首
28. 兎 | 烏斯含
29. 熊 | 功木
30. 白鳥 | 古衣
31. 猪 | 烏斯
32. 心 | 居尸
33. 口 | 忽次、古次
34. 足 | 廻
35. 角 | 次若
36. 翼 | 於支
37. 母 | 也次
38. 子 | 仇斯
39. 親戚 | 于尸
40. 隣人 | 伊伐支
41. 王 | 皆
42. 玉 | 古斯
43. 金 | 蘇文、須彌
44. 銀 | 折、召尸
45. 鉛 | 乃勿
46. 鉄 | 毛乙
172 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/04(金) 20:00 ID:oQRxB9kI
47. 犂 | 加尸
48. 斧 | 於斯
49. 冠 | 骨蘇、蘇骨
50. 三 | 密
51. 五 | 于次
52. 七 | 難隠
53. 十 | 徳
54. 善射 | 朱蒙
55. 文 | 斤乙
56. 重 | 別
57. 大 | 奈
58. 新 | 首
59. 長 | 主夫
60. 赤 | 沙非斤、沙伏
173 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/05(土) 02:00 ID:XHUkZODc
>169
>1が一般人だったら>34への登録はちょっと厳しいと思うけど?
174 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/05(土) 02:00 ID:XHUkZODc
>169
>1が一般人だったら>34への登録はちょっと厳しいと思うけど?
175 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/05(土) 02:00 ID:XHUkZODc
>169
>1が一般人だったら>34への登録はちょっと厳しいと思うけど?
176 名前:
173-175
:2003/07/05(土) 02:02 ID:XHUkZODc
重複書き込みすみません。専用ブラウザの不調みたいです。
177 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/05(土) 02:47 ID:u9yAWHpo
>>167
が一般向けの定義とすると
>>166
=1はむしろ一般人でないことになる。
なのに
>>169
のつっこみは意味不明。
>>166-168
の流れからすると文脈にあわない。
178 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/07(月) 09:35 ID:RKSdH1KM
朝鮮語の知識はないだろ。どうみても。
それに漢字音だって、少なくとも現代の諸方言の研究が反映されて
いない。
179 名前:
娜々志娑无@帰省中 ◆NcNEDmUA
:2003/07/07(月) 13:32 ID:K3yXpebs
>>178
ども。そのように推測に頼らずとも、既に
>>13
でも白状しております
通り、私は朝鮮語はチョパーリ、シッパル、ウリナラマンセーといった
ハン板用語程度しか存じません。中国語の方にしても、大学時代に
第2外国語として中国語を学んだことがある程度でして、北京官話
すらほとんど話せないと来てますから、方言の知識などとてもとても。
そもそも私がこのスレを立てたのは、多くの人の協力を仰ぎたかった
からです。高句麗語研究は多方面の知識がどうしても必要になって
きますが、残念ながら私にあるのは微々たる日本語学の専門知識
のみ。一人ではどうにも手に負えませんので、こういうスレを立てたと
いう次第。幸い、中国語学の専門知識をお持ちで、朝鮮語も話せる
日語商売さんが協力して下さっていますから大いに助かっています
が、協力者は一人でも多い方がいいですからねぇ。もしあなたが
朝鮮語や中国語の方言について専門知識がおありでしたら、この
機会にコテハンを名乗られて、ぜひこのスレにご協力下さいましな。
仮に専門知識と言えるほどの知識がなかったとても、出来る範囲で
スレに協力しようというお気持ちさえおありでしたら、私どもは心から
歓迎致しますよ。
180 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/07(月) 15:36 ID:RKSdH1KM
要するに、自分の得意な分野に相手をひきこんで、
徹底的にやっつけたいということですね。
ま、学問系の板なら誰でもやっていることですからとやかくいいません。
181 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/07(月) 20:09 ID:RKSdH1KM
仮に専門知識と言えるほどの知識がなかったとても、出来る範囲で
スレに協力しようというお気持ちさえおありでしたら、
/
要するにこれがいいたかっただけなんだな。最悪の性格だ。
朝鮮語もわからないくせに朝鮮語学を騙るなって。
まあでも面白いからこのスレはロムらしてもらうよ。
人間は嫌いでも、スレを好きになるということはあるからな。
182 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/07(月) 20:15 ID:7F2A9ZDI
またぞろ嫌味な奴が来たな。
183 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/07(月) 20:38 ID:kn.Gh2ts
>>182
スレが荒れるから放置でえーんでないの?
ま一人くらいカキコしないと先生も大変か(w
184 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/07(月) 23:15 ID:2UCCpbrk
>>181
あちゃ〜。そのように受け取られてしまいましたか。何らかの専門知識が
ないとこのスレに書き込む資格はありまへんで、という風に受け取られても
困るなぁと思ってあのような補足を致しましたが、かえってあだになったよう
ですね。この機会に協力者を増やしたかったのですが、残念。まぁROMは
されるとのことですので、2ちゃん流に言えば生暖かい目でスレの成り行き
を見守っておくんなさいましな。
それにしても、最悪かどうかはともかく、私の性格が悪いというのはご明察。
正直、研究者なんて少々性格が悪くなければやってけませんって(藁)。
でも、私程度があなたの生涯で出会った最悪の性格だとしたら、あなたは
これまで随分お幸せな人生をお送りのようですな。実に羨ましい。
>朝鮮語もわからないくせに朝鮮語学を騙るなって。
旦那、高句麗語研究が朝鮮語学の領域に属するもんかどうかはまだまだ
わかりやせんぜ( ̄ー ̄)。
185 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 01:36 ID:SRuKq5MA
>>181
>朝鮮語もわからないくせに朝鮮語学を騙るなって。
お里が知れます(w
186 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 09:34 ID:OBpRqkRY
>>185
どうお里が知れるんだか。ナジェ〜
モンゴル語も女真語もわからないやつが、鮮卑語の研究を
やってたらバカだと思わないか?
1がやってるのはそれと同じこと。
187 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 10:29 ID:HQu5ETOM
>>186
あなたのようなのがたまる場所が象牙の塔ですね。
勉強になります。
188 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 10:53 ID:OBpRqkRY
いや、1がいるのが象牙の塔では?
189 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 11:01 ID:6iTbfPw.
ROM 電子会議室、電子掲示板等の、不特定多数に公開されている場所に書き込まれた発言を見る(読む)だけで、それに対して意見やコメントを述べるなど、自分からは発言を行おうとしない(情報を発信しようとしない)人たちのこと。
190 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 12:09 ID:OBpRqkRY
私は荒らしていたのとは違う人ですが。
学者の卵程度でも、ネット上では自分のことを学者だっていうんですね。
191 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 12:54 ID:XfMheVS6
バカなことをしてはいけないのか?
恥ずかしいことはしてはいけないと思うが。
192 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 13:13 ID:eLqTY.WI
なんだか、必死な人がいますね。
最近、こういう人を良く見るんですよね。
ハン板のストローとか。
>181 名前:名無しさんはポシンタン [2003/07/07(月) 20:09 ID:RKSdH1KM]
に対して
>>185
のレスがつき、
>186 名前:名無しさんはポシンタン [2003/07/08(火) 09:34 ID:OBpRqkRY]
>
>>185
>どうお里が知れるんだか。ナジェ〜
というレスを返しておきながら
>190 名前:名無しさんはポシンタン [2003/07/08(火) 12:09 ID:OBpRqkRY]
>私は荒らしていたのとは違う人ですが。
ですか・・・。ひょっとして、中の人が(ry
それと、娜々志娑无 ◆NcNEDmUA 氏は「研究者」とは書いておられますが
「学者」とは書いてませんよ。日本語が不自由な方ですか?ああ、そうですか。
193 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 13:38 ID:OBpRqkRY
あのねぇ。学者と研究者にどれほどの違いがあるのさ。
おまえこそ必死だな。放置して高句麗語のことでもかきゃいいのにさ。ばかぁ?
194 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 13:59 ID:HQu5ETOM
まあいいや、OBpRqkRYは放置の方向で、突っかかってきたら
「必死だな」
の一言でお願いします。
195 名前:
名無しさん
:2003/07/08(火) 14:00 ID:g75pJNWs
>>193
だまってROMに徹してろ。
196 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 14:14 ID:CUMSmH46
あんた警察?なんであんたが他人に命令できるわけよ?
スレ守るために必死だな。195が実は嵐さんだろ。
197 名前:
185
:2003/07/08(火) 17:15 ID:5.muSm2k
>>196
スレ荒らすために必死だな(爆
なんで荒らしたいのかよくわかるよ、うん、うん。
198 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 18:16 ID:UWl.ef3.
お前もスレ守るために必死だな。
なんでかわからないけど、連帯感すら感じるよ。うんうん。
199 名前:
197
:2003/07/08(火) 18:39 ID:00/b3Uzc
いや、ぜんぜん守りたくないな。
スレを守りたいならオマエごときヘタクソな煽りはスルーするだけのこと(w
荒らしが来るからハン板だの日本史板だのあちこちで宣伝するなと奈々誌場為しにはいったんだが、
人を集めたいとかアホなこといって耳を貸さなかったんだから自業自得だろ。
こうなるのはわかっていたし、あとはお前と遊ぶだけだ(w
200 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/08(火) 18:50 ID:UWl.ef3.
よし、遊ぼうぜ。高句麗語でしりとりでもやるか。
201 名前:
娜々志娑无@帰省中 ◆NcNEDmUA
:2003/07/09(水) 00:15 ID:AUbZfjP2
>>125
日語商売さん
実家に帰省している間は辞書類を利用出来ませんので、この週末は
仕方なく原文を入力する作業の方を先にしていたのですが、その過程で
李基文が「三陟郡ハ本悉直国」の例を新羅語の数詞として扱いたがら
なかった理由がようやくわかりました。とりあえず原文を示しますね。
(1)三陟郡ハ本悉直国ナリ。婆娑王ノ世ニ来降ス。智證王六年、梁ノ天監
四年ニ為ス/v州ト。以テ/2異斯夫ヲ/1為ス/2軍主ト/1。景徳王改名ス。
今因ル/v之ニ。(巻三五)
(2)悉直郡{一ニ云フ司直}(巻三七)
この悉直国、東洋文庫の井上秀雄の注によれば、今の江原道三陟郡
三陟邑に比定されているのですが、そこは実は旧高句麗の領域内なの
です。旧高句麗領の地名は高句麗語を反映しているというのが李の見解
ですから、それに従えば「3(siet)」は高句麗語ということになり、非常に
(゚A゚)マズーなわけですね。まぁ巻三五の書き方は、高句麗領の郡県に
対しては「〜郡ハ本高句麗ノ〜郡ナリ。」と記すのが原則ですので、(1)の
ような「本悉直国ナリ。」という記述は明らかに異例であることも確かです。
従って、(1)は悉直国であり高句麗ではないから「三陟」も高句麗語の
訓読表記地名ではないのだ、と言い逃れをすることも出来なくもないです
が、巻三七の高句麗州郡県百六十四の中に「悉直郡」として登場すること
もまた確かなわけで、非常に苦しい言い訳であると言わざるを得ませんね。
202 名前:
娜々志娑无@帰省中 ◆NcNEDmUA
:2003/07/09(水) 00:20 ID:AUbZfjP2
(続き)
このことと関連してもう一つ指摘しておかなくてはならないことがあります。
実は巻三五と巻三七、内容的には大体対応するのですが、よくよく見比べて
みますと、同一地名であっても漢語表記の異なるものが結構あるのです。
とりあえずアルファベットの大文字を訓読(漢語)地名、小文字を音読地名と
して表わすと、
・A県ハ本高句麗ノa県ナリ。(巻三五)
・a県{一ニ云フA}(巻三七)
のような書き方であれば、漢語地名Aも音読地名aもともに間違いなく高句麗
時代の地名であると判断出来ますが、
・A県ハ本高句麗ノa県ナリ。(巻三五)
・a県(巻三七)
だと、a県はともかくA県はもしかすると高句麗時代の地名ではない可能性が
出てきますし、
・A県ハ本高句麗ノa県ナリ。(巻三五)
・a県{一ニ云フB}(巻三七)
のような例だと、aとBが高句麗地名であることは確かめられても、Aが高句麗
時代の地名であるかどうかはかなり怪しくなってきます。李が『韓国語の形成』
において巻三五よりも巻三七の方を高句麗語の基本資料とすべきであると論じ
ていたのもそういう理由からであったことが、実際に原文を見比べてみたことで
ようやく合点が行ったという次第です。
もう一度まとめておきますと、巻三五に登場する訓読(漢語)地名は、巻三七
の裏付けがあるものについては高句麗時代のものとして認めてまったく問題
ありませんが、巻三七の裏付けがないものについては、高句麗時代に命名され、
それが統一新羅時代にも使われ続けたものなのか、それとも統一新羅時代に
高句麗地名に新羅語語彙をあてはめたり、または高句麗地名とは一切無関係
に付けたりした地名なのか、その辺をきっちりと判別することは難しいということ
です。もし前者であれば高句麗語資料として高句麗語の音読地名と対比して
高句麗語を再構するのに使えますが、後者の場合はむしろ新羅語を再構する
資料ということになってしまうわけですね。(1)の悉直国=三陟郡などは恐らく
後者の例ということになるのでしょうが、ただそのことをしかと明言出来る証拠
がないので、李は(1)を新羅語数詞「3」の反映例として扱うことに躊躇したのだ
と思うのです。
ともあれ、この辺の資料性の違いを考慮に入れていなかった村山七郎や
我々は、李から「資料の扱いがぞんざいニダ! 反省しる!」と批判されても
やむを得ませんな。日語商売さんもウリと一緒に反省汁を飲むニダ!(`Д´)ノ旦
203 名前:
娜々志娑无@帰省中 ◆NcNEDmUA
:2003/07/09(水) 03:47 ID:AUbZfjP2
∧ ∧
/ ヽ ./ ヽ
/ `、 / `、
/  ̄666 ̄ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/::::::::: .\ < 性格の悪いウリと一緒に反省汁を
/:::::::::: ヽ-=・=-′ ヽ-=・=-′ / | 飲んでくれる人を募集中ニダ〜
ヽ::::::::::::::::: \___/ / | ウリはじぇったい諦めないニダ゙〜
ヽ::::::::::::::::::: \/ / \_____________
204 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/09(水) 09:28 ID:E1F9SBJM
>>203
うるせえんだよ。おれと199の関係に口をはさむんじゃねえよ!
てめえは黙って高句麗語について書いてりゃいいんだハゲ!
205 名前:
日語商売(休業中)
:2003/07/09(水) 09:58 ID:fFcSaJ8k
>>201-203
こんな深夜に何してはるんですか先生?w
うむむ・・・資料の扱いが難しいところがあったのですな・・・。
とりあえず、巻三五と巻三七の整合性が良いところから攻めていかないとだめかも・・・。
悉直国=三陟郡について、てっきり新羅地名と思ってきましたが、
実際には高句麗地名の可能性もあったのですね・・・。
そもそもこの国の原住民が韓系か夫余系かわかりませんし。
けっこうクリアしなければいけない問題が多いですね。
というわけで反省汁の御相伴・・・ンアァ(; ´ Д `)ノ旦
206 名前:
日語商売(休業中)
:2003/07/09(水) 10:13 ID:fFcSaJ8k
ところで、専門的な話になりますが、
『音声研究』7-1(2003-04)に福井玲氏の「朝鮮語音韻史の諸問題」という論文が載っています。
ここで問題になったようなことも話題になっているので、一度お読みになることをお勧めします。
当該誌にはその他にも印欧比較言語学、中国語音韻史、日本語音韻史、日本語アクセント史についても
トピックがまとめられた論文が載っていますので、お読みになって損はないと思います。
関係なさそうな分野でも、意外と自分の分野でも使える発想のヒントが隠れてたりしますし。
>>204
まぁ、茶でも飲んでマターリしる。
つ===~~旦
207 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/09(水) 10:23 ID:E1F9SBJM
>>206
ありがとよ!犬汁飲んで、朝から元気いっぱいだぜ!
208 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/09(水) 10:40 ID:AUbZfjP2
>>206
日語商売さん
むぅ〜、調べてみたニダが、その雑誌は残念ながらウリの職場の図書館には
置いていないようニダ。国立情報学研究所のWebCatで調べてみても、その
雑誌を置いてあるところも近場にはないニダ。田舎はつらいニダね。てなわけで、
特に必要な部分だけで結構ニダから内容をうpキボンヌ。
209 名前:
tenpura ◆UMAIu01k
:2003/07/09(水) 15:58 ID:hhIaWpNc
>>203
反省汁オフ ニダか?
場所にもよりますが、参上しますよ(笑)。
210 名前:
ケムール人 ◆9s/SSlUk
:2003/07/09(水) 18:45 ID:zWt2ZgcU
>>208
offニカ?
211 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/09(水) 20:03 ID:.2AiOz8M
>>206
英語のほうではサイトー・メサド(笑
とかいうのもありましたね。
なんか人増えてきてる?2ちゃんからかな?
212 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/09(水) 21:46 ID:plsLlasI
悉直国が新羅に滅ぼされたのはかなり遅い時代でしょ。
もともと穢の地の一部だから、独立国としての悉直国は韓人でなく穢人とした方が蓋然性が高い。
穢は、古く3世紀の段階で、言語的には高句麗と類同、政治的にはすでに高句麗に属していたわけだから
「故の悉直国」と表現しても「元は高句麗の県」と表現しても、
少なくとも言語系統的には同じことでしょう。
213 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/10(木) 01:21 ID:cplRAHhs
>>212
私も悉直国自体は夫餘系の言語を話す人々が住んでいた国であると
考えておりますので、「悉直」という音読地名は高句麗地名と同様に
扱ってよいと思います。ただ、漢語地名の「三陟」の方は、『三国史記』
の記述を見る限りは、高句麗時代の訓読地名に由来するものではなく、
統一新羅時代になって初めて登場した地名であると解されますので、
高句麗語の再構にはちょっと使えそうにないですね。
214 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/10(木) 01:45 ID:cplRAHhs
ついでに経過報告でもしておきませう。現在、巻三七・三五の原文の
打ち込み&対照までは完了。高句麗地名は総数197になりました。
今はこのデータに漢字音や日韓の対応候補などの情報を付加する
作業をやっていますが、これが中々どうして結構時間がかかりましてね。
現在86まで終了。データを一通り完成させるにはもうちょい時間が必要
なもようです。早くて今度の日曜日くらいかなぁ。そんなわけで、もう
ちょっとお待ち下さいね。
追伸 みにふろのアップローダー、今停止中みたいですね。データの
うpには出来ればこちらを利用したかったのですが…。復活の見込み
はあるのでしょうか。
215 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/10(木) 09:49 ID:0NAtaWFM
悉直を高句麗語地名と解釈するのもいいんですが、
新羅語からの借用と考えたほうが合理的ではないんですか?
あのあたりは江原道に属している今日でも慶尚方言区に
属していますし。
216 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/10(木) 10:24 ID:cplRAHhs
>>215
それが、悉直国の近辺に東吐県(江原旌善郡臨渓面)という高句麗地名
独特の地名要素「吐(=堤)」を持つ地名がありますし、もっと南方にも
也尸忽郡(慶北盈徳郡盈徳面)という、これまた高句麗地名独特の地名
要素「忽(=城)」を持つ地名がありますので、一概に新羅語優位の地域
とも言えそうにないんですよね。ただ、この地域は波且県(慶北蔚珍郡
遠南面徳新里)と波利県(江原三陟郡遠徳面湖山里)という、新羅語
patっr(海)と関連付けられる「波(=海)」という地名要素を持つ語が
ここだけに集中して現われるという特徴もありますので、これを新羅語
などの韓系言語に由来するものと捉えることが出来れば、高句麗語の
「内米(=池。本来は大きな水、即ち海の意?)」とバッティングしないで
済みますから、個人的には大変好都合ではありますが(^^;。
217 名前:
日語商売(休業中)
:2003/07/10(木) 12:07 ID:KCOKPw4Q
>>208
あちゃ、置いてませんでしたか。
まぁ日本音声学会というマイナーな学会の機関誌ですからね。
(実はここ7、8年前まではワンマン会長のもと、まるで挿花みたいな(ぉぃ)学会でしたが
その会長がくたば、もとい没後まともな学会になりましたとさw)
目次等はこちらを御参照下さい。
http://www.psj.gr.jp/
" target=new>
http://www.psj.gr.jp/
で、当該の論文ですが、トピックだけ軽くご説明します。
1.中期語の子音体系
(1)いまの濃音は中期語では二重もしくは三重子音で表記される
これらの子音(複子音)には、sg-, sd-, sb-; bd-, bs-, bj-, bt-;bsg-, bsd- があります。
(g, d, j, b は平音すなわち無気音、k, t, c, p は激音すなわち有気音を表す、以下同じ)
この複子音がどのように発音されたかには、次の2説があります。
a. s で始まるものは濃音を表し、b で始まるものは b をそのまま発音した
b. すべてそのまま発音した
福井氏は b. の立場です。
(2)いまの激音の中には、中期語では平音であったものもある
平音→激音の変化を受けたものの中には語末に/h/があったものが多く、その影響であるようです。
(3)有声摩擦音/β,z、γ/があった(γはゼロ子音を表す○で表記され区別されない)
これらは多くは/b, s, g/が有声音間で弱化したものに由来するようです。
(4)音節末ではsも発音された(現代ではtと発音)。
(5)語幹末には/h/もあらわれた。ただし単独形では表記されず、助詞が付いた時のみ現れた。
2.中期語の母音体系
中期朝鮮語の母音体系は推定音価と、母音調和現象がうまく噛み合わないので、
母音推移が起こったとかいろいろ解釈されてきましたが、
最近では舌根部が前に出るか、奥に引っ込むかで解釈する説が有力になっています。
これによると陽母音/∧,a,o/は舌根が奥に、陰母音/щ,∂,u/は舌根が前に寄った母音と規定できます。
3.中期語のアクセント(声調)体系
ここにあまり関係なさそうなので、平声(低調、無点)、去声(高調、左1点)、上声(上昇調、左2点)
があったこと、昇り核アクセント体系だったことをのみ記しておきます。
218 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/10(木) 12:50 ID:d1WTvisU
>>217
日語商売さん
ありがとう御座います。中期朝鮮語の子音体系については、私は李基文の
説(彼は(1)についてはaの立場)しか知りませんでしたので、勉強になりました。
あの間のsをそのまま発音していた可能性があるとは…。江戸時代に日本に
来た朝鮮通信使の言語を日本人が記録したものの中に、トック(餅)のことを
シトクと記しているという話を聞いたことがありますが、もし福井氏の説通りなら
これもその証拠ということになるかも知れませんねぇ。私は一種の綴り字発音
で、ハングル通りに読んだものだと思っておりましたが…。
219 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/10(木) 12:55 ID:d1WTvisU
>>216
思うに、悉直国やその周辺は旧高句麗領の中でも南方に属していますので、
このあたりは夫餘系の話者と韓系の話者がモザイク状に入り混じっていたの
かも知れませんね。わずか1例ずつですが、「吐(=堤)」や「密(=3)」が弁韓
の領域にも見えることも知られていますから、その逆だってあってもおかしくは
ないです罠。
220 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/10(木) 13:47 ID:0NAtaWFM
>>219
ありがとうございます。ついでに満朝にまたがる「ぷよ」という
地名については意味は明らかになっているのでしょうか。
思うに部族名であるので、はっきりした意味は不明になって
いるのではないかと思いますが。
221 名前:
日語商売(休業中)
:2003/07/10(木) 14:32 ID:KCOKPw4Q
>>217
のつづき
次の部分で、中期語からさかのぼって古代朝鮮語、朝鮮語の祖語の話になります。
1.複子音の起源
これらはCVCV→CCVの変化により生じたようです。脱落した母音はщ、∧が考えられていますが、
iの場合もあったようです。また bs- が語頭にあるものは、「壊す」という意味のb∧s∧-,b∧zγ-が
前接して弱化したもののようです。
2.激音の起源
これは語末のhの影響や、複子音同様にhVCV→hCVの変化により生じたものが相当あるようです。
いつごろから激音が韓国語にあるかについては、中国語の無気音/有気音の区別が朝鮮漢字音の中に
不規則な形で反映されていることから、漢字音導入時にはなかったとする説と、
不完全ながらも反映されているので漢字音導入時には既にあったとする説があります。
3.有声/無声の区別は存在したか
これは内部証拠で有力な説がないのですが、李基文はアルタイ祖語の有声/無声の対立が
早い時期に合流したと考えています。
福井氏は祖語に有声/無声の区別があったのかについては態度をはっきりさせていません。
ただ、日本呉音は半島から伝わったものとされているが、有声/無声の区別が朝鮮語になかったならば
中国語の清濁の対立を取り入れられなかったはず、とのよし述べています。
4.体言語末の/h/
この起源は今のところ不明。一部は k, g のような子音の名残りか?
先日私が
>>141
で取り上げた数詞3,4の異形態(先日『李朝語辞典』を入手して調べたところ、
やはり中期語にもありました)も、hの元になった子音の名残りかもしれないとのこと。
5.複雑な語末子音
語幹末には単純な子音だけでなく、複子音や激音のような「複雑な」子音も現れますが、
これの起源も不明。
6.アクセントの起源
これも詳しくは割愛しますが、上昇調や語頭の高調が2音節の短縮に由来すること、
古くはアクセントが弁別性を持たなかったことのみ記しておきます。
>>218
ttokをシトクと表記した資料がありますか。ならば文字どおり発音していた傍証になりますね。
これって日本語のシトギ(粢、団子)と関係あるんでしょうかねぇ?
222 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/10(木) 15:37 ID:0NAtaWFM
アイヌ語:sito
これは借用語なんだろうなぁ・・・
語末子音が複雑なのはモンゴル語で、ツングース語は逆に単純で
あるものが多かったはず(今の朝鮮語程度に)
有気無気の対応は、たとえば[k']があらわれるのが「快」の一字に
ほとんど限られていたり、p-p'などで特に混同が著しいことから、
今ある有気無気の対応のすべてが存在していたわけではなく、
部分的に存在していたと考えうるのでは。
古い朝鮮語に有声無声が対立したか否かは、
ch'up-ta
> ch'uweo (寒い−寒くて)
chop-ta
> choba (狭い−狭くて)
のように、ピウプ変格活用とティグッ変格活用にその痕跡が
見られるという説があります。
223 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/10(木) 16:10 ID:wbmkHE/M
第1案)あのへんは沿岸部なのだから、いってみればどこでも海なわけで
穢人ならば地域を特定するのに海を意味する地名はおかしくないかな。
あのへんは新羅系の漁民が住み着いて開いた土地だとすれば
本国から「海の向こう」「海を渡ったところ」という意味で
「海」という地名がついた理由になるし、新羅系の地名が孤立しているわけもわかる。
あるいは6世紀後半の真興王の北方発展と関係あるかも。
第2案)名前は忘れましたが、有名な学者で、
于珍也県(3世紀の優中国)と波旦県の隣接する2県は
秦(ハダ)氏=太秦(ウツマサ)の元の居住地とみて
倭王武の上表にあらわれる「秦韓」をここに比定する説があります。
(別の学者から珍説として退けられたそうですが)
魏志韓伝の秦人流入説が正しいとして「波旦」は高句麗語でも新羅語でもない
第3言語だったのでは?新羅人が改名する時に元の意味が不明だったので
新羅語の似た言葉を引き当てて「海」と解釈した。
224 名前:
名無しさんはポシンタン
:2003/07/10(木) 16:27 ID:wbmkHE/M
弁韓の「吐」や「密」は高句麗語経由でなく、日本語では。
あるいは直接に共通祖語からきてるんじゃないの?
┌→高句麗語
共通祖語┼→倭語
└→弁韓残存地名
225 名前:
娜々志娑无 ◆NcNEDmUA
:2003/07/10(木) 17:04 ID:d1WTvisU
>>220
調べてみましたが、夫餘の語源はわかりませんでした。ネット上では、
http://village.infoweb.ne.jp/~rosetta/wissenshaft/wa.html
" target=new>
http://village.infoweb.ne.jp/~rosetta/wissenshaft/wa.html
に「聖山もしくは聖獣である「鹿」の意味」とあるのを見つけましたが、それを
裏付けるものが見当たらないんですよね。もしかするとこの説は、夫餘(扶餘)
の別称として「貊」が用いられているので、そこから生まれた説なのではないか
という気がします。ちなみに、『後漢書』の注には「貊」は大きさは驢馬程度で、
形は熊に似、力が強く、鉄を食らう獣と記されているそうです(『大漢和』より)。
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